パチスロ狂の孫が祖父殺害 無期懲役確定

2018年11月、金沢市でパチスロ代欲しさから祖父を殺害し金品を奪ったとして逮捕された北嶋祥太被告は量刑をめぐって争っていましたが、最高裁は無期懲役の判斷を下した1審、2審の判決を支持し、北嶋被告の上告を棄却する決定を言い渡しています
つまり、北嶋被告は無期懲役の刑は重すぎると不満を唱え、最高裁まで争ったというわけです
北嶋被告は幼い頃に両親が離婚し、母子家庭で育ったようです。その母親もガンで亡くなり、祖父が親代わりをしていました。しかし、北嶋被告は高校卒業後に務めた会社を辞め、パチスロにのめり込む生活をするようになり、祖父にもたびたびパチスロ代を要求したほか、借金もしていたようです
祖父を殺害した後、北嶋被告はパチスロ店へ行って遊んでいたところを逮捕されています


最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は、金沢市で平成30年に祖父を絞殺し、家電製品と現金を奪ったとして、強盗殺人罪に問われた無職、北嶋祥太被告(25)の上告を棄却する決定をした。9日付。求刑通り無期懲役とした1、2審判決が確定する。
弁護側は、被告はギャンブル依存症で心神耗弱状態だったと主張し、刑事責任能力の程度を争った。裁判員裁判だった昨年12月の1審金沢地裁判決は「動機の一部に影響を与えたが、指紋を残さないようゴム手袋を準備するなど合理的な行動を取っている」として完全責任能力を認めた。2審名古屋高裁金沢支部も支持した。
1、2審判決によると、30年11月8日、金沢市の自宅で同居していた祖父、誠吉さん=当時(71)=の首を絞めて殺害し、テレビなど家電製品3点(5万5000円相当)と現金約1万2000円を奪った。
(産経新聞の記事から引用)


朝日新聞の記事によれば、拘置中の北嶋被告に面会したところ堰を切ったようにパチスロの話を始め、「3千円が6時間で20万円になったこともあった」と得意げ語ったのだとか
毎回パチスロで儲けていたなら祖父を殺害して金品を奪おうとはしなかったでしょう
ギャンブルにどっぷり浸かっている人は自分が損をした話はせず、いつも儲けた話を繰り返します。もちろん、儲けた体験が脳を刺激し、快楽体験が忘れられないので、どっぷり依存してしまうわけです
この訴訟の着目点はギャンブル依存の被告が「心神耗弱状態にあったので、罪一等を減じるべきだ」と主張したところにあります
しかし、1審の金沢地裁は「重度のギャンブル依存症は認められるが、自分の考えで犯行を決意し、実行に及んだ」と判断し、心神耗弱とは認めませんでした
他にも、上記の記事にもあるように犯行時はゴム手袋を着用し、外部から何者かが侵入したかのように偽装しており十分に計画的な犯行です。つまりそれだけの思慮を北嶋被告は有していたのであり、決して心神耗弱状態であったとは考えられません
このように強盗殺人の罪は重いのであり、それをパチスロに依存していたからとの言い訳で軽減するなどもってのほかでしょう

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