中国ついに「毛沢東」をアニメ化

ついに、とは書きましたが毛沢東の生涯を描くアニメーション作品が初めて、なのかどうかは不明です
個人崇拝を国是としてきた国ですから、過去にも毛沢東を主人公にしたアニメーション作品が作られていた可能性はあります
調べたところ、2013年に毛沢東生誕120周年を記念し、彼の少年時代を描いたアニメーション作品が作られる予定だ、との記事が見つかりました。が、作品のタイトルは分かりませんし、本当に公開されたのか確認できません。見つけることができたなら、当ブログで取り上げたいと思います
今回作られる作品の詳細は後で書きますが、この「恰同学少年」は同名の小説が原作であり、過去にはテレビドラマや映画が作られています。タイトルの意味は「クラスメイトの少年」との意味だそうです


青年時代の毛沢東描く中国国産アニメ「恰同学少年」が発表
浙江省杭州市で開催されたBilibili(ビリビリ)のアニメ展示会「MADE BY BILIBILI 2020—21」で、中国国産オリジナルアニメである「恰同学少年」、「血と心」、「上海故事」の3作品がお披露目となり、注目を集めた。新華社が報じた。
「恰同学少年」は、中国革命時代を描いた優秀作品である同名の小説を原作としており、青年時代の毛沢東などの偉人の学生時代を背景に、前世代の革命家たちが若い頃から学び、志を立て、真理を追究し、社会を改革していった探究の精神を描いている。
青少年から人気を集めるアニメが、ますます中国の物語を描く重要なキャリアになってきている。3作品のクリエイトチームは、「現代の若者が喜んで見たり聞いたりする形式をできるだけ使って、若い世代が中国革命時代を描いた優秀作品を楽しむよう導き、理想や信念、偉大な精神を発揚するよう取り組んだ」としている。
(中国人民網の記事から引用)


1913年に湖南省長沙の学校長となったのは開明的な人物であり、外国人教師を雇い入れるなど、従来とは異なる教育実践を行ったようです。そこへ青年毛沢東が入学し、メキメキと頭角を現す、という物語です。同時に女子学生との交流や、友情も描かれ、若き革命家の覚醒を描いた名作である、というのが原作小説の評価です
アニメの予告編でもないか、と探したのですが見つかりませんでした。代わりにテレビドラマの方を貼っておきます

恰同学少年 第 1集


現在の中国共産党のボスである習近平は個人崇拝を復活させようとしており、毛沢東のようなカリスマ指導者として崇められる自分を想像しているのでしょう。これまで共産党主席は10年を任期としており、10年務めたら後進に道を譲るのが慣例化していました。ところが習近平はこの慣例を反故にし、任期は定めず何年でも共産党主席の座に留まれるように決めてしまいました
結果として習近平派の人物だけが出世し、権力と権益をほしいままにする事態になりますので、いずれは反習近平派によるクーデターが起きるのは確実でしょう
さて、これだけでは物足りませんので、日本のアニメーション作品に描かれた毛沢東を紹介しておきます
大和田秀樹の漫画をアニメーション化した「ムダヅモ無き改革」に毛沢東が登場し、日本の内閣総理大臣小泉ジュンイチローと麻雀で対決するというハチャメチャな作品です。中国共産党幹部がこれを見たら激怒するでしょう


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