娘への性的暴行で懲役6年判決 福島

統計をとっているわけではありませんので個人的な感想にすぎないのですが、家庭内での性犯罪が刑事事件として裁かれるケースが増えているように感じます
ただ、増えているといっても表沙汰になるのはほんの一部であり、被害の実態は想像以上ではないかと思います
「世間体が悪い」だの、「親の顔を潰すつもりか」などと言われ、被害を届け出ないケースがまだまだ多いのでは?
今日は福島県での事件を取り上げます
実の娘(高校生)に性的暴行を加えた父親に対し、福島地裁郡山支部は懲役6年の実刑判決を下したものの、控訴審である仙台高裁で犯行時刻に矛盾があると指摘され、差し戻しになった事件です
家庭内の事件で目撃証言もなく、被害を受けてから訴え出るまで時間が経過していれば証拠も十分ではないと、被害者には不利な条件ばかりです
それでもなお、訴え出た被害者の勇気には頭が下がります


当時高校生だった実の娘に性的暴行をしたとして監護者性交などの罪に問われた福島県郡山市の40代男の差し戻し審で、福島地裁(柴田雅司裁判長)は15日、求刑通り懲役6年の実刑判決を言い渡した。
差し戻し前の1審・地裁郡山支部は2019年3月、懲役6年の実刑を言い渡し、被告が控訴。仙台高裁は同12月、娘の証言を巡って審理が尽くされていないとして、地裁に審理を差し戻した。
差し戻し審で、娘は性的暴行を受けた当日、複数の友人に無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで相談したことや、その日までに複数回、説教として胸を触られたなどと供述。性的暴行を受けた時刻の記憶は曖昧だが「お父さんがなかったと言い張れば、なかったことになるのはおかしい」と訴えた。
弁護側は、性的暴行をしたとされる時間帯に、男がスマートフォンでゲームをしていたことなどから、犯行は不可能だとして無罪を主張していた。
判決で柴田裁判長は、娘が複数の友人に事実無根の相談を持ちかけるには無理があるなどとして、娘の供述は信ぴょう性が高いとしたうえで「生活面で被告人に頼らざるを得ない立場にある被害者に対し、説教を口実に及んだ極めて卑劣な犯行」と判断した。
(毎日新聞の記事から引用)


上記の記事を補足すると、1審で娘が主張した犯行時刻には父親がスマートフォンでゲームをしていたという記録があり、矛盾すると弁護側が主張していました
差し戻し審では、当初娘が主張した犯行時刻「午前8時半頃~同10時50分頃」を、40分後ろにずらして犯行時刻と認定しており、矛盾を解消させています
通常、性的暴行を受けて気持ちが動転している被害者が正確な犯行時刻を記憶しているとは考えにくいのであり、被害者はおおよその時間を供述するしかありません。この父親はそこにつけ込んでまでも、無罪判を受けたかったのでしょう
自分が娘の人格を、人生を踏みにじっているとの自覚もなしに、ただひたすら無罪判決を受けたいと執着する様は醜悪です
娘は父親の性欲処理の道具ではありません

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