児童養護施設職員が男児に強制性交で懲役8年

昨年12月の、群馬県の児童相談所に勤務していた非常勤職員(21歳)がわいせつ事件で逮捕された報道を取り上げる予定でしたが、類似した事件で2019年7月、北九州の児童養護施設に勤務する秋田将嗣が、施設の男子小学生や中学生に強制性交を繰り返していたとして逮捕された件の顛末を取り上げていませんでしたので、そちらを先に書きます
逮捕時43歳の秋田将嗣ですが、途中採用組で児童養護施設には約7年ほど勤務していたのだとか。それ以前の職歴は不明です
養護施設では過去に、児童への過剰な接触が問題であるとされ訓戒などの処分を科していましたが、改善はされないままだったようです
再逮捕を報じる記事と、2019年12月の判決を報じる記事をはっておきます


北九州市の児童養護施設の元職員が、入所する児童や生徒にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件で、元職員の自宅からビデオカメラが押収され、別の中学生にもわいせつな行為をした上、撮影していたことが分かりました。
警察は元職員を再逮捕して実態を捜査しています。
再逮捕されたのは、北九州市にある児童養護施設の元児童指導員、秋田将嗣容疑者(43)です。
警察によりますと、秋田容疑者は、去年9月、当時、施設に入所していた男子中学生に対し、施設内の部屋でわいせつな行為をした上、ビデオカメラで撮影したとして、児童福祉法違反などの疑いが持たれています。
警察はこれまでに、同じ施設に入所する男子児童や男子生徒に性的暴行やわいせつな行為をしたとして、秋田容疑者を2度、逮捕し、ほかにも被害を受けた子どもがいないか捜査していました。
その結果、自宅を捜索した際にビデオカメラが見つかり、わいせつな行為を撮影していたことが分かったということです。
調べに対し、秋田容疑者は容疑を認めているということで、警察は、入所する児童や生徒にわいせつな行為などを繰り返していたとみて実態を捜査しています。
(NHKの記事から引用)


北九州市の児童養護施設に入所する子どもにわいせつな行為をしたとして児童福祉法違反(児童に淫行させる行為)や強制性交等などの罪に問われた施設の元職員秋田将嗣被告(44)に対し、福岡地裁小倉支部は3日、懲役8年(求刑懲役9年)の実刑判決を言い渡した。
鈴嶋晋一裁判長は、被告が児童を指導・監督する立場にあり、被害児童らに慕われていた面があったにもかかわらず、それらを悪用したと指摘。「社会に与えた不安も無視できない」とした。
判決によると、秋田被告は2016年1月ごろから今年3月にかけて、施設の宿直室や自宅などで、施設に入所する男子小中学生4人にわいせつな行為をし、うち1人についてはその様子をビデオカメラで撮影した。判決は、被告が以前から同様の行為を繰り返しており、常習性は明らかとも指摘した。
(朝日新聞の記事から引用)


秋田将嗣受刑者は未成熟な少年に対して異常な性欲を抱く、いわゆるショタホモだったわけで、そのような人物を養護施設が職員として採用したのが痛恨の極みでしょう。性犯罪者を施設の中に招き入れてしまったのですから
あれこれ検索してはみたものの、情報が乏しく秋田受刑者に前科があったのかどうかも分かりません。この年令に至っていきなり性犯罪というのは考え辛いのであり、少年に対するわいせつ事件の前科があったのではないか(あるいは逮捕されていないだけで)と推測します
逮捕時は「(男子中学生を)ホテルには連れて行ったが、わいせつ行為はしていない」と容疑を否認していた秋田受刑者ですが、自宅をガサ入れしたらわいせつ行為を撮影した動画が発見されています。自分が捕まるという危機意識もなく、動画はいわば戦利品であり、廃棄するという考えもなかったのでしょう
性犯罪を繰り返しながらも、罪の意識や良心の呵責といったものはなかったのでは?

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福井介護殺人 3人殺害で懲役20年か

世の中には高齢者が高齢者を介護するという、なんとも言い難い現実があります
その結果、介護者が被介護者を殺害する事件や、介護疲れから心中を図る事件、介護を放棄して死亡させる事件など、さまざまな弊害が生じています
福井県敦賀市で起きた事件は、72歳の女性1人で義父母など3人の介護を担っていたものの疲弊し、精神的にも困憊して義父母ら3人を殺害するという痛ましいものです
自分も昨年来、実家で母親の介護にあたっていますので、肉体的・精神的な疲労というのは身につまされるものがあります


福井県敦賀市内の自宅で夫と義父母の3人を殺害したとして、殺人罪に問われた岸本政子被告(72)の裁判員裁判の判決が5日、地裁で言い渡される。検察側は、被告が義父母の介護負担で適応障害を発症していた点を考慮し、懲役20年を求刑。弁護側は心神耗弱状態だったとして執行猶予を付けるよう求めている。専門家は、求刑を「3人の殺害としては異例の軽さ」とみており、介護の負担が判決にどう影響するかが注目される。
「24時間介護をしてきた。消えたいと思った」。岸本被告は12月18日の被告人質問で、介護の日々を振り返り、声を詰まらせた。
検察、弁護側双方の冒頭陳述などによると、義母の志のぶさん(当時95歳)は、歩くのにつえが必要で「要介護1」、義父の芳雄さん(同93歳)は脳梗塞こうそくで左半身にまひが残り「要支援2」。夫の太喜雄さん(同70歳)も脳梗塞などで足が不自由だった。
被告は2016年頃から介護や家事を担った。午前4時頃には朝食の準備や洗濯を始め、義父母の食事や入浴の介助を行い、夫が役員を務める会社で経理もこなした。夜はいつでも介護できるように、義父母のそばのソファで寝た。
負担が限界を超え始めたのは、19年5月頃。義母は腹痛、義父は皮膚のかゆみを頻繁に訴えるようになり、夜中に3~4回起きて介護。被告は自律神経失調症を発症した。当時の心境を「頭がおかしくなった」と述べた。
事件2日前には、周囲の勧めで義父母が1泊2日のショートステイを利用することが決まったが、「1日で変な頭は回復しないと思った」。娘が手伝いを申し出ても断り、「じいちゃんもばあちゃんも、みんな道連れにして死にたい」とこぼした。
事件直前に目が覚め、志のぶさんが「こんなに苦しいなら早くまいりたい」と言っていたのを思い出し、3人の首を次々とタオルで絞めて殺害したという。
検察官、弁護人双方から「誰かを頼れなかったか」と問われると、被告は「娘にも家庭があり、心苦しかった」と説明。施設を利用しなかったのは、「義父母は家が好きだったから」という。
起訴前の精神鑑定で被告を適応障害と診断し、高齢者介護にも詳しい医師は証人出廷し、「行政が介入すべきだった」と証言した。
検察側は完全な刑事責任能力があると主張したが、「経緯には同情の余地がある」として有期刑を求刑。弁護側は「懲役3年、執行猶予5年の判決が妥当だ」と訴えている。
元裁判官の川上拓一・早大名誉教授の話「3人を殺害すれば、求刑で死刑か無期懲役が検討される。検察側が被告の完全な刑事責任能力を主張しながら、有期刑を求刑するのは極めて異例だ。高齢化が進み、介護負担が社会問題化していることも考慮されたのではないか」
(読売新聞の記事から引用)


自分の体験からすると、母親が寝たきりの状態になった時点で介護などまったく見当もつかない状態であり、要介護認定の申請から始めました。同じ時期に父親も意識不明の状態で入院したのですが、そちらは全面的に病院に託しました
幸い、市役所の高齢者福祉支援窓口がさまざまな相談に応じてくれたので、ケアマネジャーを紹介してもらい、介護用品を借りたりできました。その後はケアマネジャーを介して、デイサービス施設を斡旋してもらい、さらに寝たきりで病院へ通院させるのが困難な状況でしたので、訪問診療を実施している医療機関を紹介していただき、助かりました
介護は自分だけでなく家族も関わってくれたので、負担はその分軽減されています。社会的なリソースをあれこれ活用できたのも、大きな利点でした
上記の事件の場合、ケアマネジャーがどこまで状況を把握していたのか、老人ホームへの入所を勧めなかったのか、気になるところです
1人で3人を介護するのは無理があり、義父母を施設に預け負担を減らす選択もあったはずです
「行政が介入スべき」と記事には書かれていますが、被介護者やケアマネジャーが動かないと行政も対処できません。岸本被告が介護保険を利用して、施設に委ねられるところは委ねる、との判断ができたのであれば、このような悲惨な結末は避けられたのではないかと思ってしまいます
判決がどうなろうと、岸本被告には3人を手に掛け命を奪ったという結果がこの先もついてまわるのであり、精神的な重荷になるはずです。どれだけ懸命に介護をしても、命を奪ったのでは無に帰してしまうわけで

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大友克洋「AKIRA」 国家ビジョンを考える

日本のアニメーション作品の記念碑的名作である大友克洋の「AKIRA」を取り上げます
いつものように叩き台というか、糸口となる論文を探したところ、藤森かよこ桃山学院大学教授のものが見つかりました
ただし、内容はアレです。桃山学院と韓国の大学の合同学術セミナーの場で発表されたものであり、日本をビジョンなき国家とこき下ろすために大友克洋の「AKIRA」を引き合いに使っています(もちろん、個人がいかなる思想・信条を抱こうともそれは個人の自由であり、目の敵にして攻撃するような真似をするつもりはありません)
アニメーション作品そのものを語ろという本来の趣旨からは外れますが、せっかくなので使わせていただきます
なお、論文からの引用は句点を省略したり、カンマから変更したり、英文の注釈を省略するなど手を加えていますが、原文は損ねていないつもりです

ヴィジョンなき国家のアニメー大友克洋作Akira

まえがき部分では日本を、21世紀になってもナショナル・アイデンティティを持てない国であると書いています。その認識には賛成できないのですが、見識の1つであるのは確かでしょう。ただ逆に政府が明確な国家ビジョンを掲げ、国民にそのビジョンへの参画を強要するのであれば、意見の対立、社会の分断やら同調圧力など問題になるわけです
なので、曖昧な国家ビジョンで誤魔化す、というのも1つの処世術であるのかもしれません
さて、論文の方に目を転じましょう。「AKIRA」の粗筋の紹介から本題へ入ります

AKIRAと1980年代の日本
2007年の視点から見ると、このアニメに横溢する祝祭的乱痴気騒ぎのムードは、1980年代の日本の高揚を反映しています。Japan as Number Oneとは, 日本研究者の Ezra Vogel が1979年に発表した本の題名ですが、そのような本が出版されるほど、70年代から80年代の日本の経済的台頭は著しいものでした。
第二次世界大戦敗北以来、初めて多くの日本人が、「アメリカなんて、 大したことはない」という気分にひたった時代でもありました。
2007年現在からアニメ Akira を見ると、鉄雄の「弱者」から「強者」への変容は、敗戦国から経済大国へという第二次大戦の日本の変容と重なって見えます。この印象は私だけのものではありません。日本文学研究者であり、かつ卓越した日本アニメ研究者でもある SusanJ. Napier は, Akira が、1980年代の日本の経済的成功状況を遂げた時期に製作されていることに注目しています。
「強くなって, 制約を受けずに行動し、かつて自分を苛めた人間や世間に、その力を誇示すること」という、鉄雄の変容のような題材は思春期の人間が持ちやすい欲望のひとつですから、この題材そのものは大衆娯楽作品には珍しくありません。私が問題にしたいのは、この鉄雄のありようが、第二次世界大戦の敗北から経済大国への台頭という日本の戦後史と重なるばかりでなく、明治以降の日本のありようとも重なって見えるということなのです。
はっきり言えば、Akira における鉄雄の変容は、日本の歴史のありようと重なって見えるということなのです。

スーザン・ネイピアは日本のアニメーション作品を論じている研究者です。「AKIRA」が日本経済の成功状況の時期に制作されたという判断は微妙なところです。そもそも原作漫画は1982年に雑誌連載が始まっているのですが、いわゆるバブル経済の時期というのは1988年から
1992年頃とされています。なので、「AKIRA」はバブル経済の繁栄と退廃を先取りしていたと解釈されるのではないでしょうか?
土地の異常な値上がりにより、日本列島の地価でアメリカ全土を買えてしまうなどという馬鹿げた事態が起こり、根拠のない自信がみなぎっていた時代であるのは確かです。大学出の新入社員がアルマーニのスーツで初出社する、なんてエピソードもありました
ただ、「AKIRA」における鉄雄の変容が日本の歴史のありようと重なっているのか、は疑問です
超能力の発現による鉄雄の意識や行動の変容は、いわゆる中二病をこじらせたようなもので、必ずしも日本の歴史とリンクしているとは思えないからです
論文はこの先、唐突に岸田秀による珍妙な歴史観の引用が始まります。岸田秀は精神分析の知見を社会批評に反映させたエッセイで知られた人物ですが、歴史学者ではありません(史的唯幻論、という学説を唱えてはいますが、自分には居酒屋政談の類と大差ないように感じられます)
歴史の解釈を巡ってあれこれ言い出すとますます本題から離れてしまいますので、これ以上は踏み込まずにおきます

ここで、個人を対象にした精神分析を、歴史や国家にもあてはめて歴史解読を試みる日本の心理学者の岸田秀の見解が参考になります。岸田は日本という国が、歴史を通じて、「国際化と非国際化 (言い換えれば鎖国) との葛藤に引き裂かれ、揺れ続けている」と指摘しました。「実際には文化的、政治的、経済的、軍事的に諸外国に依存していたり、または諸外国と深い関係があったりするにもかかわらず、諸外国との関係から幻想的に逃亡し、諸外国の影響を幻想的に否認して独立自尊の幻想に閉じこもろうとする傾向」が日本にはあると、岸田は言うのです。
自己の独自性や独立性に非現実的に固執することは、個人でも国家でも, よくありがちなことだと思われますが、外部との関係に対する日本が抱く不安というのは、日本に特徴的なものであるらしく、岸田と似た指摘を映画研究者の Marie Morimoto もしています。Morimoto は「日本の文化的自己表象における主要なテーマは、あらゆる不如意に抵抗し戦う孤独な国家の国民というものであり、その国民は、他の国の国民とは違って独特で、だからこそ孤独で、犠牲者になりやすいというものである」 と述べています
つまり、日本人は、日本は他のどの国とも違って特別だけれども、その独自性ゆえに孤独であり、諸外国とのつきあいでは被害者になりやすい可哀相な国だと思っていると、Morimoto は言うのです。

アニメーションでの一般論に戻すと、敵の組織(この場合は政府)があまりに強固で優秀すぎたならストーリーになりません。ある程度放埒で無能でないと困るのです。隙だらけとまでは言いませんが、つけ入れる部分があってこそストーリーが成立します
その点、日本は与野党の政治家ともビジョンが欠けており、官僚はそこそこ優秀でも、国家としては隙がありますので、扱いやすい素材といえます
さて、日本人は自分たち日本人を特別な存在だと思い込んでいるとの指摘ですが、これは他の民族にもいえるのであり際立った特徴とは言えません。中国人(漢民族)は自分たちを特別な存在であると思い込んでいるわけですし、韓国人もそうでしょう
なので、日本の何か顕著な傾向、特徴を言い当てたことにはならないのです
また、「AKIRA」が多くの国の人たちに視聴されたのですから、日本的な際立った特徴を海外の視聴者はそこに観たのではなく、自分たちの身近な社会に還元して解釈し、理解したととらえるべきではないでしょうか?

選択と構築
まとめに入りたいと思います。私は、本報告で、アニメ Akira に描かれた鉄雄の変容と自己制御不能の状況と、ネオ東京の空虚な繁栄と、その危なっかしさが、経済的成功を獲得しながらも、その成功をどう生かしてゆくかに関するヴィジョンを持たなかった1980年代の日本の状況と重なると言いました。
その日本のヴィジョン不在の原因は、日本の自己把握の失敗だと言いました。言い換えれば、それは日本に真の national identity がないからだと言いました。その原因は岸田秀をはじめとする他の研究者の説によって、推測されました。これらによって、明らかになったことは、以下のとおりです。
個人と同じく、国家もまた、自己が何ものであるかに関して確信が持てないと、自己の独自性や独立性に非現実的に固執しがちになり、他者との現実的対処に失敗すること。その問題に関しては、自分が意識していれば、何らかの対策のたてようもあるが、自分が意識していないのならば、その問題はずっと強迫的に反復されること。その例は、日本の起源に端を発した、国際化と非国際化 (鎖国) の間を揺れ動く日本の歴史であること。このような状況に陥る個人の人生は危険なものになりやすいですが、同じく、国家がそのような状況に陥ることによって生じる危険と悲惨さと「はた迷惑」は、日本の近代から現代にかけての戦争の歴史が実例であること、などです。

また歴史が登場します。「帝国主義の跋扈した時代にあって、日本がアジアで独立を維持するためには欧米列強と戦争するしかなかった」とまでは言いませんが、太平洋戦争を回避できたかどうか、というのは歴史における「if」を語るのと同じであり、益のない行為でしょう
幸運か偶然かはともかく、日本が太平洋戦争後、直接的な戦争を避けて今日に至っているのですから、これはこれで良しとするべきなのでは?
政府が強烈な国家ビジョンを提唱したり、国民に押し付けようとしなかったのも、それはそれで評価できるのではないでしょうか?
中国の習近平が「中華民族の偉大なる復興こそが、近代以降の中華民族の最も偉大な夢だ。この夢には、過去何代もの中国人の想いが込められている」などとビジョンを提起しているのですが、日本もそうするべきだとは思えません。あるいは韓国のように「日本に追いつき、追い越す」とのビジョンを振りかざし、特許権や商標を侵害しても日本を出し抜いて儲ければ勝ち、などという下卑たアイデンティティを抱くようにはなりたくありません
「AKIRA」から離れたことばかり書きました。ちなみに藤森かよこ氏は大学を退職し、エッセイストとして活躍しています。本人は超個人主義者であると語っており、政治的に右でも左でもありません

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連続少女暴行魔近藤善広 なおも余罪あり

女児を狙って性犯罪を繰り返し、なおかつその様子を撮影して児童ポルノを販売するという手口で逮捕された近藤善広容疑者についての続報です。現時点で判明している犯行は4件ですが、被害者は全部で10人以上になるとみられており、どこまで立件できるかが鍵になっています
被害者4人で立件するより、8人あるいは10人で立件した方が当然、重い刑罰を科すことはできるわけであり、近藤容疑者にはできるだけ長く服役してもらいたいものです


女児に性的暴行、撮影し販売 被害者は10人以上…許されざる男の卑劣な手口
小学生の女児に性的暴行をし、その様子を撮影したとして、神奈川県警少年捜査課は9月23日、強制性交と児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで33歳の男を逮捕した。だが、この事件はあくまで序章に過ぎなかった。同課は今月2日までに男を計4回逮捕。いずれも用意周到な方法で女児に接触していた。被害者は10人以上になるともみられており、最初の逮捕から3カ月を経ても、事件の全容はまだ見えてきていない。
(中略:立件された4件の犯行についての説明)
■「生活の足しに」
行為の多くは撮影され、「生活の足しにしたかった」という理由でインターネットで客を募り、複数人に販売までしていた。なかには数十万円単位のカネが被告の手に渡った映像もあったという。
4つの犯行はいずれも決して許されないものだが、とりわけ耳を疑ったのが「ケース3」だった。同課によると、シングルマザーの女性は、近藤被告から「以前、塾で働いていた」などと説明されてすっかり心を許し、お互いの家を行き来しながら、子供たちの世話を任せるようになる。
その結果、何が起きたか。近藤被告は女性が日中、働きに出ている間に女性宅で妹にわいせつ行為に及び、あるときは勉強を教える名目で、都内の自宅アパートに姉を呼び寄せて体を触ったうえ、その様子をカメラに収めていた。
■母親に付け入り…
「子供目当てで女性に近づいたのかという問いかけには、今のところ『違う』と説明している」(捜査関係者)という被告だが、果たして本当なのだろうか。同課に指摘を受けるまで、女性は娘2人が被害に遭っていることに全く気付いていなかったというから、被告を信じてしまった自責の念はいかばかりか。
一連の事件の捜査は、同課が別件で6月、被告の住む都内のアパートを家宅捜索したところ、おびただしい量の児童ポルノが発見されたことが端緒となった。被告は取り調べに、平成29年3月から今年3月まで、10人以上の女児にわいせつな行為をしたなどと供述。同課は、さらに余罪を追及するとともに、現在児童ポルノの購入者の立件も視野に捜査を進めている。
(産経新聞の記事から引用)


過去の連続少女暴行事件として記憶にあるのは、京都の聖神中央教会事件です。韓国人牧師金保が自らの地位を利用し、信者である少女7人に対する22件の性的暴行で起訴され、2006年に懲役20年の実刑判決を受けています。が、現在の刑罰の基準からすれば、懲役25年くらい科すべきところなのかもしれません
近藤容疑者の裁判はまだまだ先になりそうですが、検察には懲役25年程度の求刑はしてもらいたいものです

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「風の歌を聴け」 デレク・ハートフィールド讃

村上春樹の小説「風の歌を聴け」の中で特別異彩を放っているのは、デレク・ハートフィールドに対する熱烈な賛辞です。もちろん、デレク・ハートフィールドは村上による想像上の人物であり、実在しません。この実在しない作家を全面に出し、「僕は文章についての多くをデレク・ハートフィールドに学んだ」と表明するところから物語が始まる、何とも不思議な構成になっています。つまるところ、物語の冒頭から村上春樹の仕掛けに読者は嵌まり込むように書かれており、なおかつあとがきにまでデレク・ハートフィールドの墓を訪ねたエピソードが盛り込まれるという念の入れようです
そうやって読者を惑わし、誑かすところまでが物語、という意図で書かれているわけですが、ならばこのデレク・ハートフィールドとは物語の中において、あるいは物語の外においてどのような存在なのか、考えてみましょう
前回に続いて山口大学の平野芳信教授の論文から引用させていただきます

デレク・ハートフィールド考ー当てのない追究

論文と呼ぶよりは、デレク・ハートフィールドのモデルとなったであろう村上春樹の祖父、僧侶であった村上弁識の経歴を求める随筆と解釈した方が適切かもしれません
村上春樹自身は、「ぼくはヴォネガットも好きだし、R・E・ハワードも、ラヴクラフトも好きだし、そういう好きな作家を混ぜあわせてひとつにしたものですね」と語っていますが、それがすべてだと解釈するのは早計でしょう
さて、論文の方は副題が「当てのない追究」とあるように、ハートフィールドのモデルを村上春樹の祖父であると想定し、推理を展開します。確信的な根拠はないままに

(論文11ページ)
先述した「こうした彼の集中力は、父方の祖父ゆずりで、この祖父は、京都の寺の僧侶だった。その熱をおびた晴朗さは、いつまでも作家の心に刻まれている。」という一文に接して以来、筆者はある思いに取り憑かれている。それは当初、単なる思いつきに過ぎなかったが、次第にある種の確信に変化してしまった。しかし、それを証明するものは何もなかった。だからこそ、春樹の証言を頼りにして、なんとか祖父の名を知りたかったのだ。
結論からいっておこう。春樹のデビュー作『風の歌を聴け』において、彼はデレク・ハートフィールドなる架空のアメリカ人作家を捏造してが、そのモデルは祖父「弁識」氏だったのではないだろうか?

以下、筆者の推理が開陳されるのですが、そこは省略します。関心のある方は論文のPDFフィアルを読んでください
論文はそこから村上家の猫についてのエピソードへ至るのですが、ハートフィールドが猫好きと設定されているのは、村上春樹自身を反映しているのかもしれません
村上の父は国語の教師であり、日本の古典を読むよう春樹少年に義務付けたため、日本の文学作品が嫌いになり欧米作家の手による小説ばかり読むようになったと村上春樹は語っています
その体験からハートフィールドという人物が想定されたと一般的には考えられているわけです
しかし、論文で平野教授が祖父弁識氏こそがハートフィールドのモデル、という推理に至ったか、説明は書かれているものの自分としてはしっくり来ません
祖父弁識氏が文章を武器として闘うことができる数少ない非凡な人物、というわけでもなさそうです
別の人物の論考では、ハートフィールドこそ村上春樹が理想とし、モデルとしたい作家像である説が開陳されています

(「風の歌を聴け」より)
不幸なことにハートフィールド自身は全ての意味で不毛な作家であった。読めばわかる。文章は読み辛く、ストーリーは出鱈目で、テーマは稚拙だった。しかしそれにもかかわらず、彼は文章を武器として闘うことができる数少ない非凡な作家の一人であった。ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、そういった彼の同時代人の作家と伍しても、ハートフィールドのその戦闘的な姿勢は決して劣るものではないだろう、と僕は思う。ただ残念なことに彼ハートフィールドには最後まで自分の闘う相手の姿を明確に捉えることはできなかった。結局のところ、不毛であるということはそういったものなのだ。

村上春樹が「アンダーグラウンド」をきっかけに単なる空想の物語を綴る作家から立場を変え、社会にコミットメントする立場へ移行したというのが一つの定説になっています
なので、デビュー作である「風の歌を聴け」執筆時は、上記のハートフィールドのような「文章を武器として闘うことのできる作家」を目指すほどの自覚や覚悟が備わっていたのかは疑問です
ただ、わざわざ架空の人物まで作り出し、「文章を武器として闘うことのできる作家」とのイメージを提起し称賛しているのですから、何らかの思い入れがあったのでしょう。加えて、その行為を不毛であると断じているのは、文章で闘うことの意味に何らかの懐疑を抱いていた可能性が考えられます(例えば、作家が個人的に闘いを挑んだところで、社会は何も変わらないとの諦観)
結論と言い切るほどのものはないのですが、村上春樹のデビュー時は確かにデレク・ハートフィールドのような不毛な闘いを挑む作家、というものに漠然として憧れを抱いていたと推測されます。それが祖父の影響である、という仮説に対しては否定も肯定もできません
物語の外では、ということになるのでしょう。最近の村上春樹の政治的な発言を聞くにつけ、文章を武器に闘いを挑もうとする決意が感じられます。保守政治志向の自分としては村上春樹の政治的発言には賛同しませんが
彼の闘いがどう進展するかはともかく、最新作「一人称単数」は電子書籍で購入しましたので、いずれは当ブログで取り上げるつもりです

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https://05448081.at.webry.info/202012/article_35.html
村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」
http://05448081.at.webry.info/200910/article_2.html
村上春樹が世界の読者に刺さる理由
https://05448081.at.webry.info/202012/article_33.html
村上春樹 井戸と異界の物語
https://05448081.at.webry.info/202011/article_48.html
村上春樹「一九七三年のピンボール」研究Ⅲ
https://05448081.at.webry.info/202011/article_35.html
村上春樹「一九七三年のピンボール」研究Ⅱ
https://05448081.at.webry.info/202011/article_29.html
村上春樹「一九七三年のピンボール」研究
https://05448081.at.webry.info/202010/article_24.html
「1973年のピンボール」
http://05448081.at.webry.info/200906/article_149.html
「風の歌を聴け」 回想あるいは追憶、創作
https://05448081.at.webry.info/202010/article_45.html
「ノルウェイの森」 直子の人物像について
https://05448081.at.webry.info/202010/article_42.html
村上春樹「風の歌を聴け」 自我の語りと沈黙
https://05448081.at.webry.info/202010/article_38.html
「風の歌を聴け」 鼠は主人公の影
https://05448081.at.webry.info/202010/article_22.html
「ノルウェイの森」 直子と緑
https://05448081.at.webry.info/202010/article_12.html
「ノルウェイの森」 直子の自死について
https://05448081.at.webry.info/202010/article_11.html
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https://05448081.at.webry.info/202101/article_38.html
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https://05448081.at.webry.info/202010/article_4.html
「海辺のカフカ」を巡る冒険 性と暴力の神話として(2)
https://05448081.at.webry.info/202010/article_27.html
「海辺のカフカ」を巡る冒険 性と暴力の神話として
https://05448081.at.webry.info/202009/article_33.html
中国は「ノルウェイの森」をどう読んだのか2
https://05448081.at.webry.info/202009/article_24.html
中国は「ノルウェイの森」をどう読んだのか
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韓国は村上春樹をどのように読んだのか2
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韓国は村上春樹をどのように読んだのか
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中国は村上春樹をどう読んだのか3
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中国は村上春樹をどう読んだのか2
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中国は村上春樹をどう読んだのか
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http://05448081.at.webry.info/201609/article_27.html

コロナワクチン確保に狂奔する韓国

韓国ではコロナウィルス感染対策のためのワクチンの確保に手間取り、政府への批判が高まっています
日本政府がファイザーから1億2千万回分、モデルナから5千万回分、アストラゼネカから1億2千万回など、約3億3千万回分のワクチンを確保したのに比べ、韓国は11月末段階で確保出来たワクチンは皆無だったからです
その後、アストラゼネカのワクチン2千万回分の確保し契約を締結したものの、全国民にワクチンを接種するには足りません
政府批判をかわすために、文在寅大統領がモデルナ社に電話をしてワクチン供給の約束を取り付けた、と報道されています


2020年12月29日、海外網は、韓国の文在寅大統領が、米国企業に電話をかけ、新型コロナウイルスワクチンの供給を急ぐよう求めたと報じた。
記事は、韓国で近ごろ再び新型コロナの感染が拡大する中、一般市民へのワクチン接種開始が2021年2月と米国、英国などより遅れる予定であり、世論からは政府の対応が不十分ではないかとの疑問の声が出ていると伝えた。
その上で、韓国・聯合ニュースが29日に報じた内容として、文大統領が28日に米製薬会社モデルナのステファン・パンセルCEOと電話で会談し、もともと1000万人分だったワクチン供給を2000万人分に増やすことで双方が一致したと報じている。
また、両者の会談では納期の前倒しについても協議が行われ、21年第3四半期だった予定が第2四半期に早まったと紹介。
同CEOが会談の中で「可能な限り早く韓国にワクチンを提供するよう努力する」と語ったことを伝えた。
(レコードチャイナの記事から引用)

文大統領自ら電話をし、ワクチン確保の目処をつけたと言いたいのでしょうが、どうにも不可解です
この記事はモデルナ社の最高経営者とワクチン供給について話し合い、合意をしたというだけで供給契約そのものを締結したのではありません。あくまでも商取引ですから契約を締結しなければ、何も動き出さないのです。韓国特有の思考、合意したならワクチンを手に入れたも同然、と思い込んでいるのでしょう
そもそもいつから、どれだけの量のワクチンが供給されるのか、具体的な数字は何も明かされていません。来年第2四半期からワクチンの提供が開始されるという「合意」があるだけです(それも文大統領に恥をかかせまいとした社交儀礼的なやりとりだったと推測されます)
政府の遅々とした対応に業を煮やした野党は、アメリカとワクチンスワップ協定を締結しろ、と言い出しています
アメリカ政府が確保したワクチンの一部を韓国に提供し、韓国は後日、生産したワクチンをアメリカへ返すというものです


野党「国民の力」が、米国とのいわゆる「ワクチン・スワップ(Vaccine Swap)」の締結を提案した。新型コロナウイルスのワクチン導入に困難を来たしている韓国が、米国からワクチンの緊急支援を受け、今後韓国の製薬会社の設備でワクチンを代わりに生産するという構想だ。
25日、同党によると、党内の外交安保特別委員会はこのような内容の新型コロナウイルスワクチン導入戦略を立て、外交通の朴振(パク・ジン)議員(特別委委員長)が米政府と議会、シンクタンクに提案した。長期的に米製薬会社も設備増大の効果があるため、両国いずれにも利益になるという論理だ。
同党は、政府をあげてワクチン・スワップを推進するよう政府与党とも協議する方針だ。
(東亜日報の記事から引用)


韓国とアメリカが締結している自由貿易協定の中に、医薬品の相互提供という項目があり、融通し合うよう定めているのだそうです
しかし、アメリカ政府が確保したワクチンを、ホイホイと韓国に提供するとは思えません。何のメリットもないのですから
韓国の野党は「アメリカにもメリットはある」と力説しているものの、上記の記事にあるように理解不能です。特にアメリカ第一主義を掲げるトランプ政権に、他国にワクチンを分け与えるなどという考えがあろうはずはないわけで
さて、韓国は今年の5月頃、「ワクチン開発の先頭を走っている」と自慢する報道を繰り返していました。その韓国産ワクチンですが、供給開始は今年の年末を予定しているのだとか
先頭を走っているつもりが周回遅れになってしまったようです

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