大阪女児誘拐事件を考える 裁判でのやり取り

大阪市の小学6年生の女児と茨城県の女子中学生を誘拐した容疑で逮捕された、栃木県小山市の無職、伊藤仁士被告(36)の裁判が続いています
以前の報道で、「誘拐されていない」と主張したらしい女子中学生が証言のため出廷し、伊藤被告の犯行を批判する内容を語っています


2019年に大阪市の小学6年の女子児童と茨城県内の女子中学生を誘拐したとして、未成年者誘拐などの罪に問われた栃木県小山市の無職、伊藤仁士被告(36)の第2回公判が4日、水戸地裁(中島経太裁判長)で開かれた。検察側の証人尋問で女子中学生だった女性(当時15)が、地裁内の別室から画面越しのリモートで証言し、自殺をほのめかす内容の手紙を伊藤被告に書かされ、家族に送っていたことが明らかになった。
虚偽の手紙を書くよう命じられたことについて女性は「捜査をかく乱するため」と被告が話していたと証言した。手紙は3~4回送り、「大勢の人たちに迷惑をかけて申し訳ない。さよなら」と自殺をほのめかす内容もあったという。
被告のわいせつ行為については「いずれも同意はなかった」と強調。「被告がイライラすると、何をされるか分からなくて怖かった」と話し、平手打ちなどの暴行も受けていたという。
女性は「できるだけ長く刑務所にいてほしい。人の弱みにつけ込み、欲望を満たすことは最低な行為だ」と厳罰を求めた。
(茨城新聞の記事から引用)


従来の週刊誌などの報道では伊藤被告を硬派な剣道少年、というイメージで伝えていました(高校受験に失敗する前に同級生らの話をそのまま受け売りしたのでしょう)
しかし、犯行の実態は性欲丸出しのスケベ野郎であり、彼の主張する「正義」とやらがどこにあるのか、と思ってしまいます
「命を救うためにうやった」などの言い分を伊藤被告は並べているのですが、実際は暴力で少女を服従させていたにすぎません
弁護人はこの元中学生の証言に頭を抱えていることでしょう
あくまでも被告人の意向を汲んで、伊藤被告なりの筋書きに沿った弁護をしているわけですが、実態が暴露されてしまうと滑稽な言い分でしかありません
硬派な剣道少年ではなく、単なる卑劣漢です
誘拐されたもう1人の女子児童もリモートで証言するのか、あるいは供述調書の代読で済ませるのかは分かりませんが、伊藤被告の卑劣な犯行を重ねて暴露することになるのでしょう
伊藤被告はそれでも「正義」を主張し続けるのでしょうか?

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