女性をボンネットに乗せ暴走 住職逮捕

あおり運転、危険運転に加え、コンビニエンスストアに高齢者の運転する車が突っ込む事故が頻繁に報道されています
車は走る凶器であり、人にぶつかれば簡単に命を奪ってしまう機械なのですが、毎日運転している人はそうした感覚を失ってしまうのでしょうか?
茨城県笠間市で寺の住職(78歳)が自分の車のボンネットの上に若い女性を乗せたまま走行し、さらには振り落とそうと蛇行したり急ブレーキをかけたりで、殺人未遂容疑で逮捕されたと報じられています
78歳にもなって何をしているのやら


茨城県警石岡署は4日、交通上のトラブルのあった女性をボンネットに乗せた状態で車を約960メートル走らせたとして、殺人未遂の疑いで、笠間市上郷、住職、田代貫章容疑者(78)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午後0時半ごろ、笠間市泉の国道355号で、交通上のトラブルから車の前に立ちふさがった坂東市、歯科衛生士、女性(30)に対し、車を発進。女性がボンネットにしがみついたにもかかわらず、そのまま車を走らせ、蛇行運転や急ブレーキをかけるなどした疑い。
同署によると、田代容疑者は女性に対し、ボンネットに乗せて走ったことは認めているが、殺意は否認している。女性とは面識がなかった。田代容疑者と女性は常磐自動車道でトラブルになり、小美玉市の小美玉スマートインターで下り、笠間市方面へ向かっていたという。同インター付近で女性の関係者から「車に足をひかれ、逃げられた」などと、110番があった。
(茨城新聞の記事から引用)


別の報道によれば、女性の方が田代容疑者に「あおり運転をされた」と申し入れ、トラブルになったのだとか
昼間の時間帯ですし、田代容疑者は現場から車で立ち去ろうとせず、警察を呼んで話し合えばよかったのではないかと思うのですが
田代容疑者がパニック状態になり、車の前に立ちはだかる女性を無視して発進させ、女性が車のボンネットにしがみついたのでさらにパニックになった可能性は考えられます。が、それでも女性をボンネットから振り落とそうと蛇行したり、急ブレーキをかけたら転落して重傷を負う危険があるわけで、殺人未遂に問われるのは当然でしょう
冷静に対処すれば大事にならないものを、わざわざ最悪の事態に至らしめる真似をするのですから言葉もありません
僧侶だから、78歳だからと指摘するまでもなく、車を運転する以上、他者の安全に十分注意を払う義務を負うわけです。それができないのなら運転してはいけません
田代容疑者は日蓮宗一心寺の住職のようです。日蓮上人もさぞ、苦い顔をしておられるのではないでしょうか
最近の判決を見ると80歳以上の高齢者であっても有罪判決が下され、刑務所に収監されるのが当たり前です。高齢を理由に実刑を免れる可能性は限りなく低いのであり、殺人未遂で悪質な行為(運転)と判断されれば実刑もあり得ます。弁護士を立てて必死に示談に持ち込もうとすると思われますが

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