震災映画のモデル男性 強姦容疑で略式起訴

今年は東日本大震災から10年、熊本地震から5年という節目にあたります
東日本大震災で被災した岩手県釜石市の遺体安置所を舞台に、葬儀会社の社員がボランティアとして活躍する様を描いた映画「遺体~明日への十日間」のモデルとなった男性が、強姦容疑で逮捕された件を昨年7月、当ブログで取り上げました
その顛末については言及しないままになっていましたので、あらためて取り上げます
千葉容疑者は逮捕後、県条例違反で略式起訴され、罰金30万円の略式命令が出されたと報じられています

盛岡区検は3日、10代女性に対する強制性交容疑で岩手県警に逮捕された同県釜石市の会社員千葉淳容疑者(79)を、県青少年環境浄化条例違反(わいせつ行為)の罪に切り替えて略式起訴した。盛岡簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。
県警によると、東日本大震災直後の遺体安置所の様子を描いた西田敏行さん主演の映画「遺体 明日への十日間」の主人公のモデル。「やっていない」と逮捕容疑を否認していた。
起訴状によると、昨年12月5日に県内に住む少女が18歳未満と知りながら、釜石市内に止めた車の中でわいせつな行為をしたとしている。
(日刊スポーツの記事から引用)

略式起訴されたということは事実関係で争いがないと解釈されるのであり、つまり容疑を認めたのでしょう。容疑を認めない場合は正式に起訴され、公判で有罪か無罪かを争うことになります。逮捕時は容疑を否認していたのですが、改心したのか、周囲から説得されたのか、有罪を認めたわけです。同時に被害者との間で示談も成立しているものと推測されます
記事には罰金30万円を納付したかどうか、書かれていませんが、おそらく納付したのでしょう
さて、千葉容疑者をモデルとして、西田敏行主演で映画化された作品は以下のよな内容です
2011年の東日本大震災で被災した岩手県釜石市の遺体安置所を題材としたルポルタージュ「遺体 -震災、津波の果てに-」を基に、メディアが伝え切れない被災地の真実を描き出したヒューマン・ドラマ。葬儀関係の仕事をしていた主人公を中心に、遺体を家族のもとに帰そうと奮闘する遺体安置所の人々の姿を映し出す。メガホンを取るのは、『踊る大捜査線』シリーズの脚本や『誰も守ってくれない』などで知られる君塚良一。西田敏行が主演を務め、佐藤浩市や佐野史郎など日本を代表する名優たちが共演。東日本大震災の壮絶な様子と共に、遺体安置所の人々を通して日本人の死生観をも映し出す。

映画『遺体 ~明日への十日間~』予告編


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児童12人を強姦、わいせつで懲役18年 金子被告

最近、立て続けに「ブログの記事が名誉毀損にあたるので削除してもらいたい」という、弁護士からの削除依頼が届いています。いずれも性犯罪に絡む事案です
当ブログでは性犯罪でも殺人でも、容疑者・被告人は原則として実名で記載するようにしています。名前は本人を特定する重要な情報であり、匿名にしてしまうと事件について知りうる情報が半減してしまい、事件を語る意欲も著しく減退するためです。もちろん、特定の個人を晒して叩く意図はありません
さて、福岡県で37歳の男が児童12人に対するわいせつ行為、児童買春、児童ポルノ法違反などの罪により、懲役18年の実刑判決を言い渡されています
ヤフーニュースのコメント欄にはかつて、「わいせつ事件だけ懲役18年かよ。日本の裁判制度は狂ってる」との書き込みが見られました。書いた人間は事件の内容などまったく知ろうとせず、調べもせず、判決を伝える記事だけを見てわいせつ=痴漢程度の軽微な事案と思い込み懲役18年は重すぎるだろうと、コメントしたのでしょう
本件の金子被告の犯行は痴漢程度と済ませられる事案ではありません
判決を伝える報道と、事件の一部についての報道を引用します

男女の児童ら12人にわいせつな行為をしたなどとして、強制性交や児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた住所不定、無職金子司被告(37)に対し、福岡地裁久留米支部(田中健司裁判長)は13日、懲役18年(求刑・懲役20年)の判決を言い渡した。
判決によると、金子被告は2015年2月〜19年6月、保護者に頼まれて預かるなどした当時3〜12歳の男女の児童ら12人にわいせつな行為をし、スマートフォンで撮影した動画を保存するなどした。
田中裁判長は「卑劣で悪質な犯行。刑事責任は相当重い」と指摘した。
(読売新聞の記事から引用)

2019年の報道から
就学前の男児にわいせつな行為をしたなどとして、福岡県警は4日、福岡市中央区谷2丁目、会社経営金子司容疑者(35)=強制性交等などの罪で起訴=を強制性交等、強制わいせつ、児童買春・児童ポルノ法違反(製造)の疑いで再逮捕し、発表した。
容疑をおおむね認めているという。
少年課によると、金子容疑者は昨年11月24日と同29日の夜、自宅で知人女性の男児(3)が13歳未満であることを知りながらわいせつな行為をし、その様子をスマートフォンで撮影して保存した疑いがある。
「わいせつ行為と撮影は間違いないが、保存したかは覚えていない」と話している。
押収したハードディスクに動画が残っており、被害が発覚した。
24日は知人女性に用事があったため、男児を自宅で預かっていた。
29日は女性も金子容疑者の自宅にいたが、女性はわいせつ行為に気づいていなかったという。
(朝日新聞の記事から引用)

2019年の報道から
4年前、当時8歳の女の子にわいせつな行為をしたとして、福岡市の会社経営の男が強制わいせつの罪で17日起訴されました。この男は、同女の子に今年6月にも性的暴行を加えたとして17日再逮捕されています。
警察などによりますと、福岡市の会社経営、金子司被告(35)は2015年、当時8歳だった女の子にわいせつな行為をしたとして、今年6月に強姦未遂の疑いで逮捕されていて、17日、強制わいせつの罪で起訴されました。
沖縄県警が別の児童ポルノ事件を調べていたところ、金子被告がこの女の子にわいせつな行為をする動画がみつかったということです。
その後の捜査で、金子被告が今年6月にも、この女の子に対し性的暴行を加えていたことがわかり、福岡県警が17日再逮捕しました。
金子容疑者は調べに対し、容疑を認めているということです。
金子容疑者は被害に遭った女の子の母親と知り合いでしたが、母親は女の子の被害に気づいていなかったということです。
(出典不明)

2019年の報道から
福岡県警は7月17日、強制性交の疑いで福岡市中央区谷2丁目、会社経営の金子司容疑者(35)を再逮捕した。
再逮捕容疑は6月16日、容疑者宅で13歳未満と知りながら県内居住の女子中学生に乱暴した疑い。
県警によると、金子容疑者は2015年、当時8歳だった同じ女の子にわいせつ行為をしようとしたとして、今年6月26日に強姦未遂の疑いで逮捕されていた。
(出典不明)

被害者は3歳の男児から女子中学生まで12人に及びます。金子被告はわいせつ行為をしたり強姦する様子をスマートフォンで撮影し、それを他人に売るなり交換していたようです。警察は保存していたハードディスク内のデータから被害者を割り出し、立件したのでしょう。立件できなかった事案もあったと思われます
こうした事件で被告が過去の犯行をすべて自白するとは限らないのであり、隠したままというケースもあります
本件は被害者が12人もいたので懲役18年ですが、被害者が1人だったら犯行の程度にもよりますが懲役2年か3年という場合も考えられたでしょう。未成年児童に対する性犯罪はもっと厳罰化する必要があります。被害者が1人でも10年以上の懲役刑にする、という具合に。そうなれば児童生徒に手を出す淫行教師はことごとく懲役10年以上の実刑となるわけで、教師による性犯罪も少しは減少するのでは?

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