岡山女児殺害事件を考える 初公判は10月6日

未解決事件の1つ、愛知県美浜町の女児襲撃事件を取り上げていて頭に浮かんだのが、この岡山の女児殺害事件です。犯人とされる勝田州彦被告は被害者とまったく面識がなく、そもそも犯行現場である津山市にも偶然立ち寄ったにすぎません。下校時の姿を見かけた女児の後をつけ、家に押し入り殺害するという、実に荒っぽい犯行でした
平成16年に岡山県津山市で、当時小学3年生だった筒塩侑子さんが何者かに殺害された事件で、別件の女子中学生殺害未遂事件で懲役10年の判決を受け服役中の勝田州彦受刑者を犯人と特定され、起訴に至ったのですが裁判が始まらないままになっていました
公判前の争点整理で揉めていると、当ブログで取り上げたのが2019年9月ですから、あれからなおも延々と争点整理を続けていたことになります
それもようやく決着し、岡山地裁で今年10月6日に初公判が開かれ、全26回もの公判を経て来年1月6日に判決が言い渡される予定です
勝田被告の弁護人は「無罪を主張する」と述べており、公判で激しいやり取りが行われるのでしょう
起訴された勝田州彦被告については以下のまとめサイトを参照願います

勝田州彦の現在!生い立ちと実家や親・加古川事件など余罪の噂まとめ【津山小3女児殺害事件の犯人】

上記のサイトでも、加古川で起きた未解決の少女殺害事件に触れていますが、勝田州彦を犯人として起訴するには至らないのでしょう。公園に遊びに行った小学2年生の女児が何者かにより腹部を切り裂かれ殺害されたもので、少女の腹部を刺しその苦しむ様子を見て性的な快楽に浸るという勝田被告の特殊な性癖そのものを体現したかのような犯行です
しかし、目撃証言もほとんどなく、犯人に結びつく物証もないため、未解決のままになっています
翻って、本件の岡山女児殺害事件も物証に乏しく、勝田被告の供述も曖昧ですから検察側が立証するのはかなり難しいと思われます
鳥取砂丘観光を目当てに旅行に出た勝田被告が、事件当日津山市に立ち寄ったところから検察は立証せねばならず、状況証拠を積み上げて勝田被告しか犯人はいないと裁判官を納得させられるかどうか、にかかっています
公判が26回も予定されているのですから、さまざまな証人を法廷に呼んで証言させる展開になるのでしょう
追加の情報として、勝田被告の父親は兵庫県警の警察官であり、母親も警察に務める事務官でしたが、2人とも勝田被告の度重なる事件・逮捕の影響もあってか、早期に退職したとの話です

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