飲酒運転事故の梅沢容疑者 トラックに箱買いのビール

千葉県八街市で下校途中の小学生の列に、飲酒運転のトラックが突っ込んだ事故の続報です
逮捕された梅沢容疑者について各メディアは「まじめな人」という記事を発信しています。おそらく刑事事件を起こした前科前歴はなかったのでしょう
しかし、「まじめな人」との評判とは別に、トラックの運転席には箱買いのビールや、日本酒のワンカップが置かれていたとの記事もあります
文春オンラインの記事では、取材に応じた梅沢容疑者の両親がそろって「息子はそんなに酒を飲む人間ではない」と語っています
親御さんには気の毒ですが、両親の見ていないところで大量の飲酒をしていた可能性が考えられます。そして会社も始業前に飲酒運転のチェックをせず、放任状態だったと判明しています
会社が刑事責任を問われる事態にはならないとしても、行政指導はあり得るでしょう。
文春オンラインの記事から一部、引用します


「焼酎が好きでしたが、量は氷を入れて2杯飲んだら十分」
「本当に、ただただ、亡くなってしまった子供たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。駄菓子を買いに来ていた子供たちの中に、被害者の子供たちもいたかもしれない、と考えたら……。
(息子の)洋は生まれてからずっと地元で育ち、高校を卒業後、自動車整備の専門学校に通っていました。親の主観も入っているかもしれませんが、おとなしく、真面目すぎるほど真面目。以前は小学校の向かいでガソリンスタンドを夫婦で経営していました。周囲は農家ばかりで、トラクターに燃料を入れにガソリンスタンドに行く人も多かったと思います。そのなかで、特にお得意さんだった顧客が南武運送。2005年から(ガソリンスタンドの経営を廃業し、南武運送で)運転手として働き始めました。18歳になるとすぐに免許を取っていましたから、もともと車好きだったのだと思います。
お酒はそれほど強い子ではありませんでした。焼酎が好きでしたが、量は氷を入れて2杯飲んだら十分といった感じ。外で飲むことも、私が把握する限りあまりなかったと思います」
母親によれば、梅沢容疑者が昼からお酒を飲む様子は「見たことがなかった」という。「南武運送」の上司も梅沢容疑者の印象をこう話す。
「箱買いの缶ビールを車内に置いていた」
「梅沢容疑者は真面目に働いていた印象しかありません。社内で問題を起こしたこともないし、悪い噂を聞いたこともない。至って普通の従業員だったと思います。梅沢容疑者には、会社ですれ違うたびに『安全運転でお願いしますね』と声をかけていましたが、それも、彼の運転が特に危なっかしいから言っていたわけではなく、社内の日常的な“心掛け”として、そう伝えていただけです」
しかし、さらに周囲取材を進めると、梅沢容疑者の"酒癖の悪さ"を指摘する声が聞かれた。梅沢容疑者がトラックの整備をよく頼んでいた、自動車整備会社の従業員が明かす。
「(梅沢容疑者は)よく日曜日にトラックの整備をウチに頼んでくれてました。車内も清掃するのですが、その時、目についたのは、コンビニ袋いっぱいの缶ビールとワンカップ(日本酒)。スーパーで買った箱買いの缶ビールを車内によく置いてました。さすがに車で飲むとは思いませんでしたが、週1で大量に買い込んでいたようでした」
(文春オンラインの記事から引用)

梅沢容疑者は同じ敷地内に両親とは別棟となる家を構え、生活しているので、両親が梅沢容疑者の飲酒量を正確に把握してはいないのでしょう
別の情報では、梅沢容疑者はかつて結婚しており、娘が二人いたが今は別に暮らしているとされますが、裏付けは取れていません
推測するに、生活がここ最近荒んでおり、酒の量が増えたのでしょう。自宅で飲むだけでなく、仕事の途中に飲む(飲みながら運転する)のが常態化していたのでは?
南武運送は週休が1日しかないとも報じられており、いわゆるブラック企業のようです。仕事による疲労、待遇への不満、その他、梅沢容疑者が酒に溺れる事情があったと思われます
ともあれ、車を運転する従業員に対してアルコールチェッカーを使用した検査が現在では広く行われています。なので、南武運送だけがこれを実施していなかったのは怠慢であり、行政指導の対象となり得るでしょう。もちろん、検査を実施したならそれを記録しておく必要もあり、実効性が保たれていると確認されるまで、繰り返し行政指導が入るはずです
さて、梅沢容疑者は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)で逮捕されたわけですが、千葉県警は危険運転致死傷容疑で送検しています
前者の自動車運転死傷処罰法違反は懲役7年以下もしくは100万円の罰金であり、後者の危険運転致死傷罪だと20年以下の懲役刑となっており、刑の重さが各段に違います
南武運送が梅沢容疑者のために私選の弁護士をつけるのでしょうか?

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