飲酒運転事故の梅沢被告 仕事中の飲酒認める

今年の6月、通学路を歩いて下校する途中の小学生児童が飲酒運転のトラックにはねられ、2人が死亡し3人が重傷を負う事故がありました
起訴された運転手、梅沢洋被告の2回目の公判があり、その模様を伝える記事から引用します
交通事故で事実関係に争いがないにもかかわらず、公判が1月に1回しか開かれないというのは不可解です。裁判所の都合なのでしょうか?
前回の公判は10月6日でした


八街市で6月、下校中の市立朝陽小児童5人が飲酒運転の大型トラックにはねられ死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた運転手、梅沢洋被告(60)の第2回公判が15日、千葉地裁(金子大作裁判長)で開かれ、被告人質問が始まった。仕事中の飲酒の頻度を問われた被告は「会社に帰る前だと週に1、2回だと思う」などと述べ、日常的に飲酒運転をしていた状況が浮き彫りになった。現在の心境については「ごめんなさいしかできない」と謝罪した。
被告は、仕事中の飲酒について「何度かある。食事中に飲んでいたことが多いと思う」と説明。「会社に帰る前だと週に1、2回。(帰社後に)日報を書きながらを入れると週に2、3回」とした。
事故当時の状況についても説明。事故前に児童の列に気付いていなかったとした上で、原因について「飲酒による居眠りだと思う」と話した。「最初は電柱にぶつかったと思った。防犯ブザーが鳴ったような気がして、異変を感じた」などと児童をはねた後の様子を述べると、法廷には被害児童の関係者とみられる人物のすすり泣く声が響いた。
被告の勤務先の上司にあたる工場長も証人として出廷。工場長は、昨年夏から今年初めにかけ、下請け会社の社員から計4回、「梅沢、酒臭いぞ」などと連絡があったと証言した。
工場長は2回目に連絡を受けた際、被告に対し「酒臭いと連絡が入った。気を付けてくれ」と注意。被告は「あー、分かった」とふてくされたような態度で空返事をしたという。工場長は「業務中に酒を飲んでいるとは思わず、前の日に飲み過ぎていると思った」などと述べた。
10月6日の初公判で起訴内容を認めた梅沢被告。検察側は冒頭陳述や証拠調べで「遅くとも昨年には仕事中に飲酒運転をするようになり、同僚や取引先に注意、警告されても改善しなかった」などと飲酒運転の常習性を指摘していた。弁護側は起訴内容を争わない方針。
(千葉日報の記事から引用)


梅沢被告が勤務する会社は始業前点検でアルコールチェッカーを使った検査を実施しおらず、飲酒運転を放任していました。白ナンバーの自家用車としてトラックを使用していたため、法的には点検する義務がないとはいえあまりに杜撰です
公判で梅沢容疑者は飲酒運転を週に1回か2回などと述べていますが、実際は毎日のように飲酒運転を繰り返していたものと考えられます
となれば、アルコール依存症であったのかもしれません。が、運転を仕事としている以上、アルコール依存症だったのを口実にはできませんし、情状酌量の余地もありません
結婚して妻子がいたようですが、離婚したのか別居したのか、梅沢被告が酒浸りになって生活が荒んだ事情が何かあるのでしょう
しかし、繰り返しますがどのような事情があろうと飲酒運転を常態的に繰り返すなど許されないのであり、梅沢被告が相応の刑罰を受けるのは当然です。飲酒運転を放任していた会社の責任も問う必要があります

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