神戸弘陵高生徒殺し 泉容疑者を起訴

「起訴されるのか」と当ブログで書いた神戸弘陵高生徒殺しの容疑者泉龍都ですが、神戸地検が1月28日付けで起訴したと報じられています
精神鑑定のための鑑定留置に踏み切ったものの、その後は続報もない状態でした
サンテレビの記事によれば、通常3カ月ほどの鑑定留置を延長し、なんと5カ月にも及んだのだとか
それだけ、泉容疑者の精神鑑定に手間取る何かがあった、のかもしれません。結果としては刑事責任能力に問題はない、との鑑定結果が示されたのですが
犯行時は未成年ですが、現時点で29歳になっているため容疑者の名前は実名で表記しています


神戸市北区で2010年10月高校2年生の堤将太さんが刺殺された事件で神戸地検は1月28日刑事責任能力に問題はないとして殺人罪で起訴しました。
この事件は2010年10月、神戸市北区筑紫が丘の路上で高校2年生の堤将太さん(当時16)が刃物で刺され殺害されたもので、事件から10年10カ月が経った2021年8月に兵庫県警は事件当時17歳だった愛知県のパート従業員の男(29)を殺人容疑で逮捕しました。
男は容疑を認めているということで、神戸地検は刑事責任能力があるかどうかを調べるため2021年8月から鑑定留置を行っていました。 鑑定留置は期間を延長し、約5カ月間行われ1月24日に終了。 神戸地検は刑事責任能力に問題はないとして勾留期限を迎える28日、殺人罪で起訴しました。
(サンテレビの記事から引用)


書くまでもないのですが、精神鑑定が長引けば追加料金が発生します。それは検察庁の予算で賄われ、つまるところ国民の税金が使われます
精神障害が疑われるケースでは起訴前に精神鑑定を実施するのが恒例になっており、さらに裁判で精神鑑定結果に疑問が突きつけられれば裁判所の職権により2度目の精神鑑定が実施されます。これは裁判所の予算で賄われるのですが、国民の税金が使われるのは同じです
あるいは1審判決を不服として控訴し、さらなる精神鑑定を求めるケースもあって3度目の精神鑑定が実施された事件も過去にはありました
そうやって精神鑑定を2度も3度も実施するのは無駄だと思うのですが
話を戻します
犯行時未成年であった泉被告ですが、精神障害あるいは発達障害で情状を斟酌する必要がなければ、懲役10年は求刑されるでしょう
別の報道によれば、「夜中に女の子と一緒にいるのを見て腹が立った」と動機を説明しているようです
それがすべてではないにしても、複雑な背景があるようには考えられません(被害妄想とか、強迫的な殺人衝動とか)ので、あとは裁判官の判断次第です
10年間も逃げ続けるより、事件時にすぐ自首すればと思うのですが。自首していたのであれば、懲役5年以上7年以下の不定期刑くらいだったのではないかと考えます。泉被告にとってこの10年はどのようなものだったのやら

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ヒトラー発言でまだまだ開き直る菅直人

橋下徹を「ヒトラーを思い起こさせる」と揶揄し罵倒した菅直人元首相ですが、発言を撤回する気はないまま、自分の見識の正しさを誇示する姿勢でいます
次の参議院議員選挙に向けて態勢を固めようという立憲民主党にすれば迷惑な話でしょう
しかし、立憲民主党の代表代行らは菅直人元首相のヒトラー発言にまったく反応を示さず、「個人の意見だから」と捨て置く構えでいます
この立憲民主党幹部の鈍感さこそ、国民からそっぽを向かれる最大の要因ではないかと思います。菅直人が愚かな発言を繰り返すたびに、有権者は離れていくわけですが、それを党の代表や代表代行がまったく理解できていないのです。1日でも早く菅直人の党員資格を剥奪し、切り離した方がダメージを小さくできるのですが
ツイッターで菅直人は日本維新の会を挑発し、以下のように書き込んでいます。すっかり勘違いし、自分が党を代表する闘士にでもなった気分のようです

闘うリベラル派宣言
維新との闘いで、リベラル派は軟弱と見られていると痛感。私は改めて「闘う(たたかう)リベラル」であることを宣言する。
私は学生時代からのリベラル派。ゲバ棒を持った対立グループに取り囲まれたが、要求された自己批判は断固拒否した。
今回の維新の脅しは私には通用しない。

中央大学の野村修也教授は菅直人の発言である「ヒトラーに喩えて相手を貶める」手法を批判し、以下のように述べています

「弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす」という表現は「弁舌の巧みさ」という共通点を使って相手がまるでヒトラーと同じ悪行を行っているように印象操作するもの。
かかるレトリックは典型的なReductio ad Hitlerumで国際的にも否定されています。

また、インターネット上では菅直人の発言を典型的な「ゴドウィンのヒトラー類比の法則」だと指摘する声があります

インターネット上(ツイッターなど)で議論が長引き、相手の意見が受け入れられないときなどに、その必要がないにもかかわらず恣意的にヒトラーやナチスを持ち出し、相手の言動をファシズムに喩えて攻撃する行為である。
建設的な議論を志向するならば、安易にヒトラーとの関連付けを議論の中で用いるべきではない。インターネット上のフォーラムの中には、ヒトラーや彼の行為に喩える発言をした時点で議論は打ち切られ、ヒトラーを持ち出した側を負けとするものもある。
(弁護士マイク・ゴドウィンによって提唱された法則)

つまり、最初にヒトラーを持ち出した時点で菅直人の負けだと決まっているのであり、負けを認めず悪足掻きしているだけです
もちろん、先日書いたように名誉毀損で賠償を求められた場合、菅直人の主張は通用しません(論評だと言い張っても認められない)
それでも日本維新の会は菅直人を名誉毀損で訴えたりはせず、参議院議員選挙が近づくギリギリまで今の状況を維持し、立憲民主党批判の材料にして維新の会をアピールするのかもしれません

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