福岡5歳児餓死事件 赤堀被告裁判は8月29日から

福岡県篠栗町で「ママ友」である赤堀恵美子被告にそそのかされ、5歳の息子に十分な食事を与えず餓死させた事件で、碇利恵被告は1審で懲役5年(求刑は懲役10年)の判決を受けたものの、これを不服として控訴しています。赤堀被告によってそそのかされた被害を1審判決は十分に汲み取ってないという理由です
弁護人は執行猶予付き判決を求めているのですが、控訴審で執行猶予付き判決を得るのは難しいものと推測します
さて、赤堀恵美子被告の裁判は8月29日から始まる予定です
現時点で赤堀被告に関する新たな報道はほとんどない状態です。通常、新聞記者やフリーのジャーナリストらが拘置所にいる被告に面会を求めたり、手紙を送ったりして接触し、その言い分を記事にします
しかし、「無罪」を主張して全面的に争う気の赤堀被告はマスコミとの接触を拒否し、面会もしていないのでしょう。記者のツッコミにボロを出すのを警戒してると思われ、ゆえに新たな報道が出ないわけです
なので今回は、2022年6月17日付けの文春オンラインの記事から一部を引用し、赤堀被告について考えてみます


【懲役5年判決】「逮捕前のコインランドリー事件」福岡5歳児餓死 “赤堀ユウナ”の虚言をママ友が問い詰めた!
(前略)
冒頭の証言をするのは、赤堀・碇両容疑者のママ友である女性・Aさんだ。
赤堀は碇に対し、「ママ友らが悪口を言っている」「私は味方だ」などと言葉巧みに洗脳し、周囲から孤立させていったが、その“舞台装置”としてAさんは名前を使われた。
「2018年5月頃に赤堀が『他の保護者から碇の子供のトラブルのことで訴えられている。解決のためにはカネが必要。暴力団とつながりのある“ボス”がトラブルを解決する』などと架空のトラブルをでっちあげ、約50万円を碇から詐取した。『お前の夫の浮気調査費用を“ボス”が立て替えている』などとありもしない話を次々に碇に信じ込ませ、カネを引っ張った揚げ句、ついには2019年5月に離婚に追い込んだ。また、食事制限中、赤堀は碇に対し、『監視カメラで“ボス”が見張っている』などとも言っていた」(捜査関係者)
赤堀が“ボス”と呼んで恐れさせていたのが、Aさんなのだ。Aさんは赤堀、碇の子供と同じ小学校に子供を通わせている。赤堀とは連絡を取ることもあったが、碇とはほとんど面識がなく、まったくの無関係であるAさんをまるで暴力団に近い人物であるかのように、赤堀は碇に説明していたのだ。
Aさんは憤りを隠せない様子で話す。
「なんでまったく無関係な私が『ボス』などと呼ばれて、名前を使われていたのかわかりません! 私が他のママ友とあまり交流を持たないとか、(両容疑者の子供と)保育園が別だからとかいう理由で(赤堀に)利用されていたんだと思います。碇とは(子供が)小学校1年生で入学してすぐの授業参観の時に赤堀から『ママ友』だと紹介されただけで、それ以降、同じクラスになったこともあるんですけど、正直、顔もあまり覚えていないです」
赤堀は碇に対し、「(離婚裁判で)慰謝料を多く取るために生活が困窮していると見られた方が有利だ」などとして、2019年8月頃から碇の3人の子供に対する食事制限を指示していた。その結果、死亡時の翔士郎ちゃんの体重は10キロ前後しかなく、体はやせ細り、あばら骨が浮き上がった状態で、同年齢の平均体重の半分ほどだったという。
だが、赤堀は自分の子供たちに対しては教育熱心な“良い母親”だった。
自分の子供には「水泳とバレエ」を習わせていた
「子供の行事にはすべて参加していました。子供の送り迎えも自分でしていて、旦那さんが帰ってくる時間にはきっちりと帰って食事を用意したり、母親としてはきちんとやっていたように見えました。
子供には塾や習い事をいくつも通わせていたそうです。水泳とバレエをやらせていて、水泳はこの辺でも(月謝の)値段が張るところにわざわざ通わせていたと聞きました。赤堀は専業主婦で旦那もそこまで高給じゃないのに、子供に習い事もたくさんさせていて、生活レベルが少しおかしい(高すぎる)なとは思っていました」(Aさん)
(以下、略)


こどもの習い事の選択は親(特に母親)の意向が反映されるものと考えます。こどもが何をしたいかではなく、母親が何をさせたいかで決まると
なので、赤堀被告が娘にバレエをやらせるのは、赤堀被告自身の願望が反映しているのでしょう。こどもの頃、バレエを習っている同級生に嫉妬したとか、あるいはバレエを描いた少女漫画に熱中したとか、理由があると想像します
これまでにも書いたように、赤堀被告の実家は借金を繰り返しては踏み倒すような生活で、とてもバレエを習うどころではありませんでした
なので、碇被告から巻き上げた金を使ってでも娘にはバレエをやらせたかったのでしょう
ただ、そうした習い事に費やすお金がどこから出たのかと公判で問われれば、赤堀被告は返答に窮するはずです。専業主婦で働いていないのですから、家計はすべて夫の収入で賄わなければならず、夫の給与を調べれば習い事をさせるだけの余裕がないのは明らかです
それでも碇被告から金を巻き上げ、自分たちで使っていた事実を否認するのでしょうか?
さらに赤堀被告の夫は逮捕も起訴もされていませんが、碇被告の生活保護費を妻が巻き上げ着服していた事実を知らなかったのか?
公判の場ではぬけぬけと、「知らなかった」と言い張るのかもしれません
ともあれ、赤堀被告のこどもたちは母親が逮捕され、裁判を間近にしていると分かっているはずであり、親が「無罪だ」と言い聞かせたとしても学校では「赤堀の母親は犯罪者だ」と耳に入るでしょう。小学生たちは遠慮も忖度もなしに、ずけずけと物を言います
赤堀被告が無罪だと主張するのは勝手ですが、その勝手な言い分によってこどもたちが肩身の狭い思いをしているわけで
碇被告の通帳を赤堀被告が預かり、勝手に金を引き出していたのは十分に証明できるはずであり、赤堀被告の無罪主張は無理筋です。ならば最初から罪を認め、反省の態度を示し、情状酌量を求めた方が得だと思うのですが

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