押井守監督の作品「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」と「イノセンス」について考えるシリーズですこの2作の場合、ビジュアル(画像表現)について語られる場合が多いのですが、ドラマとしての作りとそれを構成する台詞について取り上げようというのが今回の狙いです岸田真桜美林大学教授の論文「『攻殻機動隊』のドラマツルギー」を参考にして…
「Ghost in the Shell /攻殻機動隊」の続編である押井守監督作品「イノセンス」は、監督自身これを身体論であると言明しています。前作で「ゴースト」の存在を突き詰め、疑問視してきた経緯(記憶が自分を自分であると規定するものの、その記憶自体が偽物である可能性は否定できない。記憶が偽物であったなら、何をもって自分が自分であると同…
世界に影響を与えた日本のアニメーション作品として、「AKIRA」や「攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELL)」の名前が挙げられるのですが、そこに「美少女戦士セーラームーン」も加える必要があるのでしょう多岐にわたる影響を与え、社会現象を引き起こしたわけですが、あまり話の間口を広げると収拾がつかなくなるので、今回は原作漫画とテレビ…