テーマ:エヴァンゲリオン

エヴァンゲリオンは境界例 精神科医斎藤環

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開にあわせて、さまざまな論評を取り上げてきました。最近は注目していた刑事事件の裁判やら、新たな事件の方に時間を取られて、間が空いてしまいましたが、今一度エヴァンゲリオンについてあれこれ語っておこうと思います有名な論客、文化人から無名のライターや個人のブログまで、エヴァンゲリオンを取り上げた言説が…
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「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を振り返る

中国のウェッブサイトを翻訳・紹介してくれるサイトで「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の感想を読み、当ブログで取り上げようと思っていたのでが、感想を読んでいるうちに考え込んでしまいました。概ね好意的な感想を選んで翻訳してあるのでしょうが、シンジの成長を祝いエヴァンゲリオンの物語に感謝する…という内容ばかりが目についたからですもちろん、…
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攻殻機動隊とエヴァ:近未来の「自由」とは

アニメーションの世界が現実社会より1歩、2歩先の未来を描くのは珍しくないのですが、その近未来社会の有り様や価値観、倫理観まで踏み込むのは設定が大変なので敬遠されがちです。もちろん、「ガンダム・シリーズ」のように詳細にして複雑な設定の上に物語を展開する作品もありますが未来のテクノロジーの上に複雑な社会状況、政治状況を設定して開陳されるハー…
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エヴァンゲリオン 少年は神話になったのか?

クイックジャパン掲載の記事「神話になれなかった少年たちへ|さよならエヴァンゲリオン」を取り上げますこの「神話になれなかった少年たち」が指し示すのは、四半世紀近くエヴァンゲリオンを追いかけてきた元オタク、あるいは熱烈なファンなのでしょう 神話になれなかった少年たちへ|さよならエヴァンゲリオンhttps://qjweb.jp/column…
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マスク拒否男 エヴァに乗りそこねたシンジ君

マスク拒否男として逮捕された奥野淳也容疑者(34歳)について週刊女性が記事を掲載しています。奥野容疑者の実家にまで足を運び、取材を試みたのですが、実父からは「取材お断り」と拒絶されています。代わりに親族筋から話を聞き出して記事にしていますそこで思ったのが、記事のタイトルに挙げた、「エヴァンゲリオンに乗り損ねた碇シンジ君」のイメージですも…
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「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」 真っ直ぐな生き方を問う

現代ビジネスに掲載されている評論家杉田俊介の、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」に言及した評論を今回取り上げます杉田評論はゲンドウの描かれ方、そして彼の生き様を主眼として展開されます数学の研究者にとって大事なのは難問を解き、証明することではなく、「問いを立てる」ことだと聞ききました。つまり、何が問題であるのか問いを定式化し、提示する…
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「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」 シンジとゲンドウの和解

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開にかこつけ、連日「エヴァンゲリオン」シリーズについて語っています今回は文春オンラインに掲載されたアニメーション評論家藤津亮太の記事を取り上げます主題はシンジとゲンドウの和解は成立するのか、というものです劇場版をまだ観ていませんので、作品の中でシンジとゲンドウの関係がどう描かれているのか分かりま…
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「エヴァンゲリオン」 精神分析と思春期理解

この記事を書いている途中、下書きとして保存していたのですが、ログインが切れてしまい再接続したら下書きが保存されておらず、消えていました。なぜ、こんなことが起こるのか、がっかりですともあれ、愚痴っていても仕方がないので、もう一度書き直します(この台詞を書くのも2度目です) 岡山県に就実大学というのが存在するのを、この論文を見て初めて知り…
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「エヴァンゲリオン」を巡る言説 賛否の行方

エヴァンゲリオンの完結編である「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開にかこつけて、新旧のエヴァンゲリオンについての論評を取り上げています。さすがに公開されたばかりの「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」についての踏み込んだ論評が登場するまでには、もう少し時間がかかるのでしょう。映画レビュー程度の記事ばかりが目に付き、これといった論…
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大塚英志 「エヴァンゲリオン」を語る

サブカルチャーの研究者でもある大塚英志が日本経済新聞で「エヴァンゲリオン」を語っていますので、取り上げます漫画家、雑誌編集者、サブカルチャー評論家、大学教授として活動してきた大塚英志が「エヴァンゲリオン」の完結について何をどう語るのか、早速読み進めていきましょう エヴァンゲリオン、25年目の完結 現代の分断社会予見https://st…
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エヴァンゲリオン 家族を問う物語

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を巡る批評を読んで考えるシリーズの第4弾ですPresidentオンライン掲載の精神科医樺沢紫苑による論評「なぜ日本人は『エヴァンゲリオン』に四半世紀も熱中しえいるのか」を取り上げますこの論評は劇場版の公開予定に合わせて掲載されたものであり、直接「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」に言及しているわけ…
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「エヴァンゲリオン」 若者の承認欲求

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を巡る批評を読んで考えるシリーズの第3弾です今回は新劇場版を含む、「エヴァンゲリオン」シリーズの人気の根源にあるものは何か、という考察です現代ビジネス掲載の溝辺宏二追手門学院大教授による批評を取り上げます。溝辺教授の「エヴァンゲリオン」に関する別の論考は以前、当ブログで「エヴァンゲリオン 14歳のカ…
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「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の爽快感と疎外感

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を巡る批評を読んで考えるシリーズの第2弾です劇場版を観た後、絶賛してその感想を生き生きと語れる人と、作品に批判的な印章を抱き「観たかったエヴァはこれじゃない」感に囚われる人に二分化されるのはなぜか、という問題意識から評論家真鍋厚が論じています早速、読んでいきましょう シン・エヴァ劇場版鑑賞、なぜ「…
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「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」という「終わりの物語」

確定申告のための書類もようやく片付いたので、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」にまつわる批評を幾つか取り上げることにしますこの新作劇場版を自分はまだ観ていないのですが、それはそれとして、各論者が劇場版を観て何を論じ、何を受け止め、あるいは受け止め損なったのか考えようと思います最初は貞包英之立教大学准教授が「現代ビジネス」に書いた批評…
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「エヴァンゲリオン」 14歳の自意識

昨日取り上げた押井守監督の「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」に絡んでもう1つ、今度は「新世紀エヴァンゲリオン」について取り上げますテレビシリーズとその後、公開された劇場版「THE END OF EVANGELION」について考察した論考「自己意識の牢獄─『新世紀エヴァンゲリオン』論」を引用させてもらいます「うる星やつら2 ビ…
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なぜエヴァンゲリオンは若者の心をとらえるのか?

しばらく放置していた、セカイ系アニメを考えるシリーズです。今回も追手門大学心理学部の溝部宏二教授の論考を参照させてもらいます。長文なので全文は以下のアドレスからダウンロードし、読んでいいただければ幸いです渡部教授の論考はいろいろと盛り沢山ではありますが、ここは記事のタイトルにも掲げたように、「なぜエヴァンゲリオンは若者の心をとらえるのか…
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コロナ禍とセカイ系アニメ

セカイ系のアニメ作品等について考えるシリーズを続けています。特に何か結論を導き出したいのでもなく、気づいたことや思い当たったことを書いているだけですが、よろしければ一読願います今回は中尾健二静岡大学情報学部教授の論考「セカイ系の世界経験をめぐって」を読み、思うところを述べます元記事のPDFファイルをブログに貼れませんので、引用はなしです…
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エヴァンゲリオン 14歳のカルテ(2)

前回に続き、2011年の「追手門学院大学 地域支援心理研究センター紀要 第8号」に掲載された溝部宏二教授の論文「新世紀エヴァンゲリオンにみる思春期課題と精神障害~14歳のカルテ~」を取り上げます後半は思春期とA.T.フィールドについての考察になっていますので、引用しつつあれこれ思うところを述べます 新世紀エヴァンゲリオンにみる思春…
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エヴァンゲリオン 14歳のカルテ

セカイ系アニメや「新世紀エヴァンゲリオン」についての論考をあれこれ捜し、読んでいます。が、ブログで取り上げるのに適当な素材がなかなか見当たらず、困っているところです中国には1200校以上もの大学があり、その7割近くに漫画やアニメに関する学部・学科が設置されていると伝え聞くのですが、漫画やアニメに関する研究がどこまで行われているのかは不明…
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セカイ系アニメ 戦闘少女とダメ男(2)

前回に続いて京都大学大学院人間・環境研究科の高橋幸准教授の「ジェンダーから見るセカイ系:戦闘少女の登場と少年の受動性」と題する論考を読みつつ、思うところを述べます。自分自身よく咀嚼できていないため、結論めいたものはなく、覚書程度の内容です。よろしければ一読願います。前回と同様、論考からの引用は赤字で、自分のコメントは黒字で表示しています…
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セカイ系アニメ 戦闘少女とダメ男

「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジをダメ男と定義すると、世の「エヴァ」ファンを敵に回すのかもしれませんしかし、綾波レイや惣流・アスカ・ラングレーといった戦闘少女と、葛城ミサトのような「できる女」を前にすれば、碇シンジは根暗でダメな少年と位置付けられるのであり、「それでも頑張っている14歳」となるでしょうさて、今回は京都大学大学院人間・…
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「新世紀エヴァンゲリオン」を世界はどう観たのか?

セカイ系にアニメに対する海外の反応について書こうと思い、あれこれ材料を集めています。当然、避けて通れない作品として「新世紀エヴァンゲリオン」があります2019年にNetflixが「新世紀エヴァンゲリオン」(以下、エヴァと省略)のテレビシリーズと劇場版の配信を海外で行い、サーバが一時ダウンする現象も起きたと報じられています海外のアニメファ…
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押井守監督の「エヴァンゲリオン」批判を考える

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が興行収入30億円を超える大ヒットとなり、その人気の根強さを示す結果となっていますしかし、アニメーション業界にあって庵野秀明監督の先輩格になる押井守はこの「エヴァンゲリオン」が気に入らないようで、批判をメールマガジンに書いていますその批判の中身について検討したいと思い、取り上げます 大ヒットのヱヴァンゲ…
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「エヴァンゲリオン」庵野監督を語る週刊プレイボーイのスカスカ記事

今月封切られた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が大ヒットとなっており、監督庵野秀明に注目が集まるのは当然でしょう週刊プレイボーイが「今、あらためて考察する “エヴァをつくった男” 庵野秀明」と題する記事を掲載していますが、「考察する」と言いながら、いったい何を考察しているのか不明の、おそろしくスカスカで中身のない記事になっています 今…
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「14歳のエヴァは終っていない」 酒鬼薔薇聖斗のエヴァンゲリオン

先日、神戸の連続児童殺傷事件で殺害された少年の父親が、事件から14年を経過したところで自分の心情を語る手記を発表し、当ブログでも取り上げました被害者の父親の悲しみは消えませんし、「なぜ自分の子どもが殺されなければならなかったのか?」という疑問は解決していません事件については犯罪心理学者や精神科医、ジャーナリストがさまざまな説明をしている…
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北米でエヴァンゲリオン劇場版公開 海外の反応

いつもお世話になっている「とりいそぎ。」さんのブログで、「エヴァンゲリオン劇場版:破」の公開についての海外の反応を紹介しています 海外の反応 - 『エヴァンゲリオン劇場版:破』、北米公開始まる -http://gyanko.seesaa.net/article/186148714.html 昨年11月に「アメリカ、カナダでの上映が決…
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エヴァを見るため氷点下でも並ぶロシア人

日本のポップカルチャーが世界でどう受けとめられているか、というのが自分の関心事ですので、その関連でブログを書く場合が少なくありません新刊JPは新刊本の話題を紹介しているサイトですが、そこで櫻井孝昌著「日本はアニメで再興する」(アスキー・メディアワークス)を取り上げています “AKB48”にハマる地中海の青年、“エヴァ”を観るため氷点下…
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