小沢一郎辞任と国連待機軍構想

小沢一郎がやっと民主党代表を辞任しました

小沢一郎の主張する政策は意味不明なものだらけなのですが、その代表が「国連

待機軍構想」です

自衛隊とは別に国連の平和維持活動などに参加させるための国連待機軍を創設

しよう、というものです

自衛隊を国連の平和維持活動に参加させるには、従来の自衛隊関連の法とは別

に時限立法を国会で成立させるなど特別な手続きが必要という慣例になっており、

こうした手間を省くために自衛隊とは別の、国連の平和維持活動専門の組織を用

意しようとのアイデアです

小沢は民主党の横路副代表との対談で、「僕が描いているイメージは、将来、この

待機部隊を国連に預けてしまい、国連の『御親兵』にしたい、というものなんです」

と発言しています
http://blogs.yahoo.co.jp/ti_r2p4japan/15997333.html

つまり指揮権そのものを国連に預ける、という意味でしょう

これはとんでもない発想です

日本の若者が国連待機軍の名において、泥沼の戦地へ送り込まれる可能性があ

るのですが、指揮権は国連が握ってます。悲惨な戦地で日本の若者が犬死する

状況にあっても、日本政府には撤退を命令する権限はなく、すべては国連の判断

に従うしかないのです

安全保障理事会が平和維持部隊の撤退を議論している間にも、現地では日本の

若者がばたばたと死んでゆく。日本政府は何もできずオロオロするだけ

ようやく撤退案がまとまりかけたとき、どこかの常任理事国が拒否権を発動して議

論を白紙に戻してしまい、また最初からやり直し。そんな状況が思い浮かびます

日本政府の責任・指揮権において国連の平和維持活動に参加するケースとはまっ

たく異質の事態です

国連の判断といっても、所詮は安保保障理事会常任理事国の思惑に左右される

だけです。国連を「正義」などと考えるのはあまりに幼稚な認識でしょう

小沢一郎は戦地で倒れる日本人の若者たちの命に責任を負う覚悟があるのか、

半日くらい問い詰めてやりたいところです

小沢政権誕生の可能性が限りなく遠のきました。二度とこんな愚かな政策が浮上

しないよう切に願います。国連待機軍構想を支持した民主党の議員たちにも猛省

を促したいところです