ノエビア副社長 ストーカー行為で逮捕

自分を振って他の男性と結婚した女性を恨み、彼女の夫へ執拗にメールを送信したとしてストーカー規制法違反、強迫などの容疑でノエビアの副社長が逮捕されました


プライバシーの問題があるためか、女性がどのような立場の人物でノエビアの副社長(親会社である常盤薬品工業の社長でもある男)と交際していた経緯など伏せられた記事なので、事実関係はいまひとつはっきりしません
事件の中身そのものは、副社長が所持していた写真(女性とのセックスを撮影したものでしょう)をネタに脅したという、よくある話です
嫌がらせをすれば彼女ら夫婦が離婚となり、夫に去られた彼女が「泣いて謝罪」し自分の許へ戻ってくるとでも考えたのでしょう
自分を振った女性への執着がなせる業ですが、その根底にあるものを考えてみたいと思います
記事では「女性への恋愛感情が満たされなかったことから、大倉容疑者が恨みを晴らす目的で女性の夫に嫌がらせメールを送っていた」と警察の見解を書いています
しかし、これはあまりに浅い見方です。いわゆる犯行動機の説明としては通用するのでしょうが、事件の意味を考える上では不十分です
「恋愛感情が満たされなかった」だけなら彼女を思ってメソメソしていればよいわけで、このような攻撃的な行動に出るとは考えられません。執拗にメールを送り続けたのは彼女や彼女の夫に対する攻撃の意図が明確に存在したからであり、容疑者にとっては紛れもなく闘いだったのでしょう
もちろん何と闘っていたのか、容疑者自身に自覚はなかったかもしれません
結論を先に書くと、自分の支配下にあった女性が自分を裏切り、さらに別の男性と結婚してしまったため、容疑者は二重に裏切られたと感じ、激怒したのでしょう
容疑者は女性を愛していたのかもしれませんが、それは多分に支配欲を伴ったものであったと推測されます。そんな容疑者の支配欲を嫌気し、女性は別れる決意を固めたとも考えられます
男性にはしばしば愛情と支配欲を混同する人物がいます。交際相手の女性に繰り返しメールを送りつけ、「いまどこにいる?」とか「いまなにしている?」などと詮索を繰り返す人物です
女性も最初のうちはこうした男性の行動を「自分を愛しているから。自分を気にかけてくれているから」と思いますが、メールへの返信が遅いと男性は激怒し、「メールは1分以内に返事をしろ」などと要求する態度に恐れをなし、不安を感じるようになります
自分が愛されているのではなく、絶対的な服従を要求されているのだと気がつくわけすが、そこから別れ話を切り出すのが大変です
「俺を裏切ったな」とか「他に男がいるのか」とか、「どこのどいつだ。殺してやる」などのやり取りが延々と繰り返されます。あるいは「おまえなしでは生きていけない。死んでやる」と脅したり、泣きついたりもしますが、根本にある支配欲求は変化しません
中には「愛情の表現の仕方が不器用なだけで、心から私を愛してくれているんだ」と勘違いする女性もいますが
記事にはありませんが、こうした男と女のドロドロしたやりとりが当事者の間でも存在したのだろうと思います

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マガジンハウス
小早川 明子

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