小泉内閣支持率変遷 専門家の意見は当たらない

政治の話題が続きます
鳩山内閣の支持率もぐんぐんと下がってきました。危険水域と呼ばれるところへさしかかりつつあります
さて、内閣支持率を巡ってメディアはさまざまに書き立てるのですが、政治評論家や政治ジャーナリストの見識がいつも正しいとは限りません
古い話になってしまいますが、小泉内閣の支持率を例に挙げておきます
小泉政権誕生には、自民党総裁選挙で小泉支持を訴えた田中真紀子の功績が大であったと言われます
しかし外務大臣に就任した田中真紀子は、外交の実験を握る福田官房長官と対立し、ついには外務大臣をクビになります
このとき小泉内閣の支持率は大きく低下し、内閣発足時70%を超えていた支持率が50%を割り込むまで急落します
政治評論家や政治記者は、「小泉政権は大衆の人気に支えられているだけ。その人気の源は田中真紀子にあった。田中真紀子を失った小泉内閣はもうおしまいだ」と書き立てました
しかし小泉内閣はその後、北朝鮮での電撃訪問で拉致被害者を奪還するなどしてポイントを稼ぎ、異例の長期政権になったのはご承知のとおりです

支持率の変化(時事通信)

他方で田中真紀子は人気を失い、自民党を離党せざる得ない状態に追い込まれました。かつては「総理にしたい政治家」として名前が挙がるほどの人気で、本人も大いにその気になっていたのでしょうが
世論の動向は表面的な人気、印象に左右されるのですが、専門家でも読むのは難しい側面があるのかもしれません
週刊朝日は鳩山内閣発足時の9月18日号で、「国民の暮らしがこんなに変わる 民主政権1年後のニッポンでは政権交代の経済効果は2兆円超で日経平均株価1万3千円突破。大企業の下請け『いじめ』が激減し、所得は底上げ」という記事を掲載しました
国民の期待が鳩山政権への高い支持率となって現れたわけで、当時は多くの人が週刊朝日の記事のような幻想を抱いていたのでしょう
その週刊朝日もついには、「民主党不況で大失業時代へ」という記事を書くに至っています

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田中真紀子の正体
草思社
上杉 隆

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