愛子様不登校問題 不登校への対処法

新学期が始まり愛子様は始業式を欠席されたものの、その後のホームルームには出席されたようです


不登校への対処法については当ブログで前にも触れましたが、もう一度整理しておきたいと思います
不登校への対処のためには、その事実をきちんと認めるところから始まります
周囲の大人が不登校を単なるわがままであるとか、仮病だと決めつける態度では何も解決しないと認識しなければなりません
報道を見る限り、学習院の院長などはこうした基本的認識すら持ち合わせておらず、原因は愛子様のわがままにあると決め付けているように見えます
この時点で教育者失格と言わざるを得ません
さて、対処法としては大きく分けて行動療法と心理療法に分かれます。さらに心理療法を精神分析とそうでないものに分けて考えるべきかもしれません
行動療法とは行動面での改善を重視するものです。根本的な原因を究明するのではなく、学校へ行けないという問題行動を改善しようとする立場です
こどもたちは「どうして学校へ行きたくないのか」、「なぜ学校へ行かないのか」という質問をされても、具体的に理由を説明できない場合があります。原因が無意識の領域にある「不安」や「恐怖」である場合、それを言語化できないのですから当然、説明もできません
ですから行動療法では原因の究明はせず、行動面での改善を優先します
段階的な通学(とりあえず学校へ行くだけで教室には入らない、という初歩的なステップから、保健室へ行き養護担当教諭と話をするというステップへ進み、1時限だけ教室に顔を出して授業を受ける、というように進めていきます)で、学校への適応を図る方法が一般的です
ただ、行動療法ですべてが解決するわけではなく、小学生時に不登校になり行動療法で改善したものの、中学生になって再び不登校になったという事例も報告されています
根源的な問題の解決はしないまま行動だけ改善しようとする方法に限界がある、と考えられます
心理療法は不登校の原因を解明し、その根源となっている問題を解消すれば登校できるようになるとする立場です
ただし、これは心理療法を実施する者の技量に左右されますので、必ず成功すると断言はできません。主として心理テストやカウンセリングで問題点を探り出そうとしますカウンセリングは言語を媒介とする方法ですが、精神分析のように無意識の領域にある問題は扱わず、あくまで意識化されたものだけを扱います(例外としてに精神分析から派生したカウンセリング療法もあります)
カウンセリングもさまざまな方法論があり(基本的な理論だけで30種類以上に分類できるとする見方があります)、カウンセラーの技量もまちまちです
世間ではカウンセラーというのは一定の技量、識見を有していると思いがちですが、そうではありません。優秀なカウンセラーもいれば、経験不足で技術的にも劣るカウンセラーがいるというのが現実です
最後に精神分析ですが、これも理論的には幾つもの流派に分かれています
クライン派のように幼児や児童の分析に積極的に取り組む立場もあれば、フロイトの娘であるアンナ・フロイトのように思春期以前のこどもは分析の対象としない立場もあります
自分は理論としてはラカン派の影響を強く受けていますが、子供を相手にするときはユング派の箱庭や描画を使います
人形遊びや積み木、絵画はクライン派でも使っています。自分の内奥に抱える葛藤を言語で表現できないこどもと対話するとき、こうした遊戯を用いるのは大いに役に立ちます
精神分析は神経症の治療を目的とした技法ですから、学校へ行けない根本的な「不安」や「恐怖」を探り、それを意識化させれば「不安」や「恐怖」は解消ないし、軽減され学校へ通えるようになると考えます

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