十数年ぶり再会なのに…母刺殺の男に実刑判決

石川県白山市で20年ほど音信不通だった息子が実家に戻り、母親を刺し殺すという

事件が2008年11月に起きました

その事件の判決があり、懲役12年の実刑判決が言い渡されました
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100930/trl1009301157001-n1.htm

弁護側は犯行当時、被告は心神耗弱であると主張していましたが、精神鑑定では責

任能力があると判断されています

事件発生時の状況は以下のように報道されていました
http://zara1.seesaa.net/article/109803698.html

被告は家を出て20年もの間音信不通であったとの話です

「母親に恨みがあった」と述べていますが、それが具体的にどのようなものであったの

かは不明です

ただ、被告の中で母親に対する愛憎が20年という歳月の間にさまざまな形で増幅され、

変化し、脚色されていったのだろうと推測されます

ですから被告と母親との間にあった事実と、被告が抱いている母への恨みが必ずしも

一致するとは限りません。むしろかけ離れたものであった可能性があります

もう随分と前になりますが、島田紳助が司会を務める「嗚呼!バラ色の珍生!!」という涙の

再会を売りにしたバラエティ番組がありました

さまざまな事情で生き別れになった親族を探し出し、涙の再会をさせるという番組でした

が、その再会が本当に「感動」話であったのかは疑問でした

再会した後どうなるのか、という視点がまったく欠けていたからです

上記の事件のように、別れて暮らしている間に恨みつらみが募り、それが再会時の興

奮で一時的に薄らいだとしても解消されるものではありません

再会の興奮が醒めた頃、互いの愛憎がぶつかりあり、思わぬトラブルに発展する危険

もあると思われます

再会できたからといって親子関係が簡単に修復できるとは限らないのです。むしろ再会

を果たした後、難しい人間関係に悩まされるのかもしれません


家族の練習問題―木陰の物語
ホンブロック
団 士郎

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