アカデミー賞候補作「英国王のスピーチ」

2月末に賞の行方が決まる「アカデミー賞」はハリウッドのお祭りですが、今年は「英国王のスピーチ」が12部門にノミネートされており、注目されています
映画の話をする前に、イギリス王室の家系を説明しなければならないと思います
ジョージ5世には男子が2人いて、長男はデイビッド(後にジョージ5世の跡をついでエドワード8世として即位するも、アメリカ人女性と結婚するため退位)で、次男はアルバートです
この次男アルバートが兄の退位を受け、ジョージ6世として即位します。本編映画の主人公です
ジョージ6世ことアルバートがこどもの頃から吃音(どもり)に悩まされ、それを克服するための物語が映画の骨子になっています
それにしてもこの映画が、アカデミー賞の12部門にノミネートされるほど注目されている理由はよく分かりません
最近ではイギリスのウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンの結婚が話題になっていますが、アメリカでは必ずしも関心事にはなっていないとの報道もあります。一部のアメリカ人はイギリスとの血縁を尊んでいるのでしょうが、大多数のアメリカ人にとってイギリスの王室は縁もゆかりもない存在に映っているためだと思われます
だからこそ、この映画が注目される理由がよく分からないのです


さて、映画の中でジョージ6世が大衆を熱狂させるヒトラーの演説に感銘する場面が描かれているそうです
ジョージ6世の兄であるエドワード8世もヒトラーに傾倒した人物ですから、兄弟が揃ってヒトラーに心惹かれたのは興味深い事実です
もともと現在のイギリス王室の起源はドイツにあるので、ドイツに惹かれるのは分かりますが
雄弁家として知られたヒトラーもこどもの頃は吃音に悩んだ人です。だからこそ、同じ吃音に悩むジョージ6世は惹かれるものがあったのでしょうか?
何はともあれ、映画を観ないことには話にならないのかもしれません
歴史上、吃音を克服した人は大勢います。こどものころ吃音に悩み、それを克服するため芝居の勉強をしたという人もいます。適切な治療に辛抱強く取り組めば克服できる障害なので、悲観するべきではありません
スキャットマン・ジョンも吃音を克服したミュージシャンです


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