千葉女子大生遺棄事件を考える4 別件の強盗容疑

千葉県木更津市の林道で千葉商科大2年菊池果奈さん(19)の遺体が見つかった事件について、4度目の言及になります
読売新聞の報道によれば、逮捕された本田祐樹容疑者には本件の死体遺棄容疑だけでなく、市川市周辺で発生した3件の強盗事件との関わりが浮上したと書かれています

別の強盗事件と服装一致…女子大生遺棄容疑者

記事では3件とも強盗事件だとは明言していませんので、強盗以外にもひったくりなどの犯行が含まれるのかもしれません(ひったりも強盗罪が適用されますが)
逮捕のきっかけも死体遺棄事件で身柄を追っていたのではなく、警察官が職務質問をした上で強盗容疑の身柄拘束だったようです
逮捕時は所轄署だけでなく県警の幹部まで同席し記者会見していたのですが、なぜこの事実を公表しなかったのか謎です。公表して不都合な点があるとは思えないのですが
さて別の報道では、逮捕された本田祐樹容疑者の携帯電話に被害者である菊池さんとの通話記録がないとか、菊池さんの苗字を知らなかったと明かされています
本田容疑者自ら、「一ヶ月前にナンパして知り合った」と供述していたのですが、ウソだったのでしょうか?
となれば、男女交際のもつれから殺害に及んだとする仮説は崩れてしまいます
強盗事件などを繰り返し、若い女性ばかりを狙っていた本田容疑者が一方的に菊池さんに目をつけ、拉致して殺害した可能性も出てきました
新聞報道にこうした内容がリークされるのは、捜査本部の中にもこの事件についてさまざまな見方があるからなのでしょう
もう少し事実関係が明らかになってから、本田容疑者について、事件について語るべきかのかもしれません
ただ、強盗事件で若い女性ばかりを狙っていたのなら、それは女性に対する攻撃的な衝動が本田容疑者の中にあったと考えられます
ひったくりなら「金目当ての犯行だった」との弁解もあるのですが、若い女性宅へ押し込む強盗の場合、金銭目的だけでなく女性の私生活の中に侵入し、女性を脅して畏怖され、あわよくばレイプしてやろうという欲望が潜んでいると推測されます
私生活への暴力的な侵入自体、レイプの代替行為です

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