「中国語映画ブームを迎える日本」と宣伝する中国メディア

中国系メディアが、「日本で中国語映画の上映計画が目白押しの状態だ」と記事にしています
しかし、上映予定だけで興行収入の結果も出ていないうちから「中国語映画ブームだ」と書く感覚が理解できません

中国語映画ブームを迎える日本

確かに「レッドクリフ」は大当たりでしたが、他に中国映画で目立ったヒット作はありません。個人的には張芸謀や「さらば、わが愛/覇王別姫」の陳凱歌といった監督たちの力量は高く評価しますが、一般受けするとは思えません

「サンザシの樹の下で」


今後数本の中国映画が上映される予定だからといって、「ブームだ」と称するのはあまりに焦りすぎているように見えます
韓流ブームに影響され、「乗り遅れるな」と思っているのでしょうか?
ちなみに韓国ドラマの放送本数は相変わらず多いのですが、韓国映画はまったくヒット作がなく、配給会社も劇場公開を諦めてしまったようです
ちなみに日本で公開された韓国映画の興行成績上位は以下のとおりです
1 私の頭の中の消しゴム(2005年) 30億円
2 4月の雪(2005年)         27億円
3 僕の彼女を紹介します(2004年)   20億円
4 シュリ(2000年)          18億円
5 ブラザーフッド(2006年)      15億円
韓流ブームと言われて久しいわけですが、2006年の「ブラザーフッド」以降、韓国映画のヒット作はありません
さて中国映画に話を戻します。この先、中国映画が興行収入ベストテンに常時顔を出すのなら「ブーム」だと認められますが、そのためには全国300から250くらいの映画館で上映される必要があります。興行収入が10億円以上見込めないと、それだけの規模で公開できないでしょう。可能性としては厳しいと思います

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