韓国で大規模停電 電力需要を読み誤る

昨日、韓国では午後から各地で停電が発生しました
最高気温がソウルで29度に達したため、電力需要が予想を上回り電力不足に陥りそうになったため、韓国国内を幾つかのブロックに分け輪番で停電させる措置が取られたためだそうです

大規模停電、混乱広がる=残暑で電力需要急増―韓国

ただ、地域住民は何も知らされておらず、予告もなしにいきなり停電したため混乱があったようです
別の報道によると韓国の行政当局は、「計画停電であったが、周知させるのは難しい」とコメントしています
計画停電ならばあらかじめどの地域を停電させるか、スケジュールが作製されていたはずであり、テレビで臨時ニュースを流すなど方法はあったと思うのですが
計画停電とは名ばかりで、行き当たりばったりに停電の措置をとったのが実際なのかもしれません
以上が前振りで、本題はここからです
民主党代表選挙に出馬をほのめかしていた小沢鋭仁元環境相は、「日本が電力不足なら韓国から電気を輸入すればよい。海底ケーブル1本引けば解決する」と発言していました

海外から電力輸入を=小沢鋭仁元環境相

こうした政治家のバカな思いつきがいかに空疎なものか、今回の韓国の停電を見れば明らかです
さらに竹島や日本海の呼称を巡る問題で、韓国が一方的に日本への電力供給を遮断する可能性もあります
海底ケーブル1本で解決、とはいかないのです
電力を輸入に依存するという発想がいかに愚かなものか、お分かりいただけると思います
さらにはソフトバンクの孫正義社長は、アジアを送電ケーブルで結んで互いに電気を融通し合う「アジア・スーパーグリッド構想」なるものをぶち上げています
しかし、中国ですら慢性的な電力不足に悩んでおり、外国に電力を供給する余裕などありません(中国は地球温暖化問題を無視し、石炭火力発電に依存して大量の二酸化炭素を排出している国です)

孫正義氏の「アジア・スーパーグリッド」構想

突発的に電力供給を打ち切るような韓国、慢性的な電力不足に悩む中国などを送電ケーブルで繋いで何をしたいのでしょうか?
孫正義社長は、「日本は電力供給が不安定だから」との理由でシフトバンクのデータセンターを韓国に移転させると発表してもいました
ソフトバンクのデータセンターが既に韓国へ移転したのかどうかは分かりませんが、突発の停電によりデータが吹き飛ぶ危険があるわけで、韓国移転が失敗に終わる可能性もあります。大規模な自家発電装置を設置すれば停電によるリスクを避けられます
が、それならデータセンターを韓国へ移転させる必要などなかったはずです
ワンマン経営のソフトバンクですから、社長の思いつきだけで会社の方針が決まってしまうのでしょうが、くだらない思いつきに振り回される社員が気の毒です

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