山形東高刃物事件 予備校生を逮捕

12月14日の朝、山形県立山形東高校の女子トイレで不審な男が女子生徒に刃物で斬りつける事件があったのですが、犯人が自首し逮捕されました
母親に伴われて警察に出頭した男は19歳の予備校生で、山形東高校の卒業生でもあるのだそうです

出頭した予備校生の少年逮捕 山形東高・女子生徒切り付け事件

迅速に事件が解決に向かったのをまずは善しとしましょう
逮捕された予備校生はかつて自身が在校していた高校ですから、朝7時には校舎への出入りが可能になることや、その時間帯は校舎内に生徒も少なく犯行が可能だという事情も承知していたのでしょう
それにしても杜撰な犯行です
不特定多数の人が行き交う路上での犯行なら、犯人を絞り込むのは極めて困難なのですが、高校の校舎内という場ならば在校生や卒業生、高校の近隣に住む人間が容疑者として推定されます
犯人は黒ずくめの服装で顔を隠していたのかもしれませんが、犯行時には顔を見られたり、トイレの中に指紋が残ったりする可能性もあります
手袋をした状態ではわいせつ行為もままならないのでしょうから
それでも自分の犯行だとバレない自信があったのか、あるいは犯行が発覚するのを恐れつつも自らの欲望に振り回されてしまったか、その辺りも取り調べの中で明らかにされると思われます
千葉・埼玉の事件の報道に煽られ、自らの欲望に駆り立てられそうになっている性犯罪予備軍とも呼ぶべき人たちが、この事件の犯人逮捕のニュースに接し、我に返ってくれるとよいのですが
しかし、人は無意識の内に情報の取捨選択をしますので、自分の求める情報や自分に都合の良い情報しか耳に入らなかったりします
犯人逮捕のニュースよりも、犯行のニュースの方が人々の欲望を刺激するわけですから、まだまだ模倣犯が湧いて出る危険はあると考えるべきでしょう
さて、犯人の抱える事情はこれから明らかになるのですが、今回の犯行は何を意味しているのか考えようというのが、当ブログでさまざまな事件を取り上げる趣旨です
おそらくは犯人は高校時代、恋愛もままならず、自らの性欲を持て余した状態で悶々とした日々を過ごしていたのかもしれません
女性を襲うにしても、やはり母校の制服を着た女子でなければならない理由があったと考えられます
つまり、犯人の性的な欲望の対象はあくまで同じ高校の制服を着た女生徒で、それ以外にはあり得なかったのでしょう
高校生時代の未処理な性的欲望を抱え、そのはけ口を求めて早朝の女子トイレに潜んで犯行の機会を伺っていたというわけです
トイレに入ってきた女子生徒の声をかけ、犯行に踏み切ろうしたものの、頭の中で何度もシミュレーションしたようには行動できず、肩を斬りつけただけで逃げ出してしまったと推察されます
セックス経験もなく、テンパッてしまったのでしょう

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