ポケモンを超える中国アニメ「Tofu Boy」

中国の劇場版アニメーション「Tofu Boy」が2014年公開を目指して制作されていると報じられています
ウォールストリートジャーナルは、「世界第2の経済大国、中国はポケモンやバズ・ライトイヤーの国産バージョンをまだ生み出したことがない。ピノキオをテーマとする豆腐でできたキャラクターが一躍、世界の注目を集めることができるのだろうか? 」と記にしています

アニメ製作者、国産キャラクターの育成に奮闘「Tofu Boy」はポケモンを超えられるか?

記事の中で「中国人の観客に所有者意識を提供しようとしている」と書かれているところが理解しにくいのではないか、と思います
この記事の後段で指摘されているように、「カンフー・パンダ」が中国で大ヒットしたのは中国の観客があれを中国のアニメーションだと思い込んでしまったところに理由がります。その思い込みを「所有者意識」だと表現しているのでしょう
で、豆腐から生まれた少年を主人公にしたアニメを企画しているというわけです
しかし2014年公開とは随分と先の話です
ディズニーを離れ、中国で一山当てようと乗り込んだ人物が作った独立系のアニメ制作会社のようですから、当然資金力もないのでしょう
つまり企画はあっても実際の制作に乗り出すための資金は手元になく、出資者をこれから見つけて資金の提供受け、制作に取り掛かるので完成は2014年頃になる、というのが実態ではないかと推測されます
Youtubeで検索をすると、「Tofu Boy」とタイトルのついたゲームの動画が見つかります。もちろん今回取り上げたアニメーションとは関係ないのですが、「Tofu Boy」の商標登録を別の企業が行なってしまったのなら、2014年にアニメーションが完成しても「Tofu Boy」のタイトルは使えません
あるいはこの記事を目にした中国の同業者が、さっさと「Tofu Boy」というアニメーションを作って公開してしまう事態も予想されます。パクるのは得意な連中ですから
2014年に劇場版アニメーション「Tofu Boy」は完成するのでしょうか?
企画倒れに終わる予感がします
ちなみに日本では劇場版「映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー」が5週連続で興行成績トップを飾り、28億円の興行収入を確保しています
この勢いなら30億円突破は確実でしょう
「ドラえもん」という確立されたキャラクターでこれだけ観客を動員できるのですから、日本のコンテンツの底力を証明していると言えます

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