観光バスで大事故 立ち入り調査で違反が多数見つかる

バス会社「陸援隊」のツアーバスが関越自動車道で側壁に激突し、多くの死傷者を出す事故になったのはご承知のとおりです
国土交通省関東運輸局がバス会社に調査に入り、数多くの法令違反が見つかったと報道されています

関越道バス事故:ルート変更「走りやすいため」と供述

法令違反は数十項目にも及ぶとされます。つまり日常的に法令を無視した運行を繰り返していたのでしょう
法令を無視して安全への配慮を欠いたバス会社が、何食わぬ顔で毎日バスを走らせていた結果、今回のような事故を招いたと言って間違いないはずです
事故が起きたからこそ関東運輸局が監査に入ったわけで、事故がなければ法令違反は放置されていたに違いありません
バス会社に対する監査を随時実施しているのか、疑ってしまいます
特にバス会社「陸援隊」の経営者は過去にも法令違反で摘発され、処分を受けた事実があるわけで、そんな札付きの悪質な経営者を野放しにしてきた関東運輸局の責任も問われるべきでしょう
2010年、2011年に関東運輸局はこの会社を調べなかったのでしょうか?
調べれば運行について指示書を作成していない実態や、運行の記録がきちんと残されていなかったり、乗務員の経歴などを記録した乗務員台帳が整備されていない事実も早急に発覚したはずです
つまりこれほどずさんな経営をしていたバス会社を業務停止にできたでしょうし、今回のような事故を防ぐ手段にもなったはずです
運輸局の怠慢でないのなら、どのような理由・事情によって数年もの間、立ち入り調査もせず放置していたのか説明してもらいたいところです

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