週刊朝日「ハシシタ」報道で検証結果を公表

橋下徹大阪市長の出自を批判する記事を掲載し物議を醸した週刊朝日ですが、その検証結果を公表したそうです

「失敗」の背景 朝日新聞第三者委の見解から

記事の企画段階での編集部内のやりとりなど、ある程度は明かされています
しかし、上記の毎日新聞の記事ではノンフィクションライターの佐野眞一がどのようなスタンスでこの企画に関与したのか、言及されていません
検証を行った「報道と人権委員会」の見解として、「企画段階からタイトルの決定、表紙の作成、情報収集、原稿チェック、おわびの掲載まで編集部が主体になり、佐野氏は編集部の意向を受けて取材・執筆活動をしており、問題の責任は全面的に編集部側にある。ただし、佐野氏も人権や差別に対する配慮の足りない点があったと思われる」と述べているだけです
「思われる」ではなく、「どうだったのか」という事実こそが重要なのですが、なぜそこに踏み込もうとしないのか謎です
佐野眞一をかばって、すべての責任を週刊朝日編集部へ押し付けただけのように映ります。それで何かが解決するのでしょうか?
毎日新聞の記事は週刊朝日の検証結果より、政府が提出した「人権委員会設置法案」の解説に重きを置いており、メディアの取材・報道の権利が人権委員会の検閲を受けることで制約される可能性を危惧する内容となっています
メディアの報道の自由と法規制の問題は別のテーマであり、この週刊朝日の件とは切り離し、別立ての記事として論じるべきでしょう
週刊朝日の発行元である朝日新聞出版の社長はすでに辞任しており、この検証記事掲載で禊を済ませた形にしたいのだと思われます。後は更迭した元編集長を退職させて終わりにしたいのでしょう
「報道と人権委員会」の見解は従来通りの部落差別問題の延長でこの件を解釈し、報道として不適切と断じているわけで、そこに自分としては不満が残ります。この記事の企画に裏の意図、目的はなかったのか、そこまで踏み込もうとはしていないからです
陰謀論めいた話になってしまいますが、週刊新潮や週刊文春が橋下徹の出自を暴露する記事を掲載したのは選挙の直前でした。どう考えても、橋下陣営へのネガティブキャンペーンであり、民主党や自民党の意図を汲んで記事の掲載に踏み切ったとしか思えません
もちろん、週刊新潮も週刊文春もそんな取り引きがあったなどとは絶対に認めないのでしょうが
今回の週刊朝日に記事にしても、どこかの誰かが働きかけ、1人の政治家とその家族を抹殺しようと企んだのではないか、との疑念が残ります

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