桜宮高校 部活再開を要求する生徒、保護者

大阪市立桜宮高校はバスケットボール部に所属する生徒が、顧問からの体罰を苦に自殺した件が問題化したため、すべての部活動を停止する措置がとられています
これに対し、在校生やその保護者から部活動の早期再開を求める声が挙がっているのだそうです

桜宮高の部活再開求め要請書…保護者・卒業生ら

桜宮高校では教師による体罰の実態解明もまだ不十分であり、改善策も素案が示されているだけです
そんな状態にあっても、「部活を早く再開しろ」と生徒たちは要求しているのですから、意外な感すらします
体罰問題の解決より、早く対外試合をして自分の実績を残したいとの思いが優先するのでしょう。実績を残して大学の推薦を勝ち取りたいがために生徒にすれば部活動の停止は迷惑であり、体罰問題の話は別のところでやってくれと言いたいのかもしれません
さて、桜宮高校の改善策として、部活動の指導に外部からの講師を招く方針が検討されていると、報じられています

桜宮高の運動部に民間指導者ら登用…大阪市教委

14物運動部があって、55人もの顧問がいるのには驚かされます。そのすべてが桜宮高校の教員というわけではなく、OBとして部の指導に関わっている人間も含めての数字だと思いますが
教師である顧問だけでも相当の人数になり、これを人事異動で総入れ替えするのは確かに大変な作業です
そこで登場したのが民間指導者の登用です。が、これは一部の教師を学校に残そうとする教育委員会の妥協案とも映ります
運動部の顧問である教師の総入れ替えを主張する橋下徹市長はどう判断するのでしょうか?
ちなみに桜宮高校の体育系学科の入学試験は、教科のペーパー試験よりも体育実技の評価を重視し、各運動部の顧問が合否判定に大きな発言権を有していたのだとか。つまり各運動部の顧問のメガネにかなえば合格、という仕組みです
これも生徒と顧問である教師との間で、異常な結びつきを生み出す要因の1つでしょう。そして上記のように、大学の推薦を得られるかどうかも顧問の判断にかかっているわけです。顧問が推薦すると言わない限り、学校が推薦するわけがありません
部活を牛耳る顧問の権限が、校長よりも大きいと言うのは尋常ではなく、これも改めるべきでしょう

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