大津中学生自殺 担任は減給1か月のヌルい懲戒処分

大津市立皇子山中学校の生徒がいじめを苦に自殺した事件で、当時の学級担任だった森山進(41歳)が減給1ケ月(10分の1)という、とても事件の重大性に見合わない軽微な懲戒処分を受けていたと報道されています
毎日新聞の記事は1年ほどでウェッブサイトから削除されてしまうため、部分的に引用させてもらいます


大津市で2011年10月、同級生からいじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、滋賀県教委は17日、当時の担任だった男性教諭(41)を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした、と発表した。「いじめをうかがわせる状況があったにもかかわらず、適切な対処をしなかった。いじめを認識していなかったことが一因で、男性生徒が自死に至った可能性がある」としている。
現在研修中の男性教諭は県教委に対し「今から思えば、いじめと疑って対応していれば、自死を防ぐ対応ができたのではないかと反省している」と話しているという。
(中略)
県教委によると、担任教諭は昨年7月にいじめ情報を適切に公表していなかったことが問題化した後、3月まで休職していたため、聞き取りが進まず処分が遅れたという。市の第三者調査委員会は報告書で、「いじめの認知を殊更に回避していたようにさえ感じられる」などと対応の不十分さを指摘した。
担任への処分について、自殺した生徒の父親(47)は取材に「男性教諭からまだ謝罪を受けていない。本人の口から、この問題をどう思っているか聞きたい」と話した。


いまだに被害者遺族への謝罪もしていない状態だと記事には書かれており、何とも釈然としません
4月から県総合教育センターに研修派遣されている森山進ですが、いったいどのような研修を受けているのでしょうか?
自殺した生徒の墓前の前で謝罪するとか、遺族の話を聞くとか、そんな初歩の初歩というべき対応すら教えない教育センターの研修に価値があるのか、と思ってしまいます
事件としっかり向き合うように諭し、己の至らなさを受け止めさせるのが研修のはずです
それすらできない教育センター、滋賀県教育委員会が「いじめの根絶」を唱えるなど、悪い冗談です
日本のメディアもなぜ、この元担任である森山進を直撃取材し、質問をぶつけないのか不思議でなりません
被害者宅へは押しかけ、マイクをつきだし写真を撮りまくるのに今回の懲戒処分を伝える報道でもすべてが森山進の名を伏せていますので、当ブログでは敢えて実名を掲載しています
公立中学校の教諭は公教育を担う公僕ですから、匿名にする必要はないと考えます

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