日本のロリータ・ファッション文化が世界を侵食

日本の文化が海外でどう受け入れられているか、というのが自分の関心事の1つです。今回はロリータ・ファッションの話題を取り上げます
ロリータ・ファッションの定義や歴史などはそれ専門のウェッブサイトがありますので、説明はそちらを御覧ください
今ではロリータ・ファッションを世界に広めようとする日本ロリータ協会という組織も発足しています

日本ロリータ協会公式ホームページ

日本の“カワイイ”を世界に発信する「日本ロリータ協会」

もちろんこうした公式団体を名乗る集団以外にも、ロリータ・ファッションを楽しんでいる個人やサークルが多く存在し、デザイナーやその服・グッズを販売するショップもあって、日本のロリータ・ファッション文化が形成されているわけです
海外でもロリータ・ファッションに夢中になっている人たちがいます

New York Lolita Fashion /「ロリータ」にニューヨーク女子も夢中?


動画に登場する彼女たちの、生き生きとした楽しげな様子が何とも言えません
以前にも書いたのですが、ヨーロッパやアメリカは自由の国とはいえ、やはり厳然とした社会の目があります
その時と場所に相応しい服装でいることが女性には求められ、決して何を着ても許される社会ではないのです
ロリータ・ファッションで出歩こうとすれば、親が激怒し許さないのです
上の動画とは別の、ロンドンのロリータファッションの集会を紹介する動画の中で、ちらりと映るオバさんが彼女たちのファッションを「クリスマスだから着飾っているのね」と言わんばかりの目をしています。クリスマスでなければこんな奇抜な格好で出歩くなど許さない、との信念が垣間見えます
日常の制約の中でフラストレーションを貯めている彼女たちにとって、自由にカワイイ衣服を着こなす日本のポップカルチャーは斬新なものに映り、自分もそうありたいと思うのは不思議な話ではありません
思い思いの服装をし、同好の士と交流できるイベントは、彼女たちにとって実に貴重な場であり、時間なのです。そんな開放感が、彼女らの表情を生き生きとしたものにしていると解釈できます
かつて外務省がポップカルチャー発信使(カワイイ大使)として青木美沙子を任命したとき(2009年)、「誰?」とか「何のために?」とか「意味があるのか?」といった反応が巻き起こったのですが、今となれば外務官僚にもそれ相応の見識があったのだな、と思います
もちろん、この先ロリータ・ファッションが世界を制圧するなどという事態は起こりえず、あくまで一部愛好家のムーブメントに留まるはずであり、それゆえに人気を保持し続けると推測します
それにしても、日本ロリータ協会いわく、「メイドのコスプレと一緒にすんな」という部分は心に留めておきましょう

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