広島少女遺棄事件 無軌道な少年少女の暴走

広島県呉市の山中に友人を殺害して遺体を捨てたと警察に自首してきた16歳の少女が逮捕された事件で、その後事件に関わっていた6人の男女が逮捕されています
当初は「携帯電話のサイトで悪口を言われたという単純な動機で」殴る蹴るの暴行を加えた挙句、死に至らしめた事件として、いまどきの若者はどうしてその程度のトラブルで殺人にまで至ってしまうのかという視点で語られていました
「我慢ができない」とか、「人間関係がうまく保てない」とか、「いまどきの若者の欠陥が露呈した」といった見方です
ただし、「いまどきの若者」という曖昧なイメージで事件を語ろうとするのは大間違いであり、事件の意味を読み誤る危険が伴います
この事件で被害者を乗せた車を運転していた21歳の男については、別件の強盗傷害容疑が浮かび上がり、再逮捕されています

瀬戸被告を別の強盗致傷容疑で再逮捕

顔見知りの少年(16歳)を殴り、金を奪った事件ですが、他に余罪があるのかもしれません
21歳の瀬戸容疑者はこのように年下の連中とつるんで悪さを繰り返していたと見られます。17歳、16歳の少年の前では兄貴分面をしていたのでしょう。21歳にもなって無職で、年下の連中とつるんでいるところからすると、かなり未成熟な人物であり、大人の仲間には入れない幼稚さを残しているものと推測されます
つまり肉体年齢こそ21歳ですが、17歳や16歳の少年少女と同レベルの精神年齢でしかない、というわけです
この少年少女のグループの中で瀬戸容疑者がリーダー格、と見るのは早計であり、おそらく「年下の前でリーダーぶっていた」だけでしょう
瀬戸容疑者は16歳の少女を殺害した容疑と、新たに発覚した強盗致傷容疑の2件で罪に問われ(他に余罪がないとして)、これだけで15年前後の懲役刑を喰らうのは確実と考えられます。本人にそれだけの大罪を犯した自覚はないと思われますが

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