日本に負けない韓国の宇宙開発?

去る2月1日、情報収集衛星レーダー予備機を搭載したH2Aロケット27号機が鹿児島県・種子島宇宙センターか打ち上げられました
日本が人工衛星の打ち上げに成功すると、対抗心むき出しにした韓国メディアがなにがしかの記事を書くのですが、今回は目立った反応がありませんでした
宇宙関連で見つかった報道が、下記の「韓国政府は今年、韓国型ロケット開発や人工衛星開発、宇宙核心技術開発などの宇宙開発事業に、前年比17.6%増の3740億ウォン(約400億円)を投資することを明らかにした」というものです
レコードチャイナがこの政府発表に関する韓国国内の反応を加えて記事にしていますので、紹介します


未来創造科学部は同日、2015年の宇宙開発事業施行計画を発表。韓国型ロケット開発に2555億ウォン、人工衛星開発に926億ウォン、宇宙核心技術開発に239億ウォン、科学ロケットセンター建設に10億ウォンを投資すると明らかにした。
未来部はこのことについて、「宇宙開発分野への投資の拡大を続けているが、競争国に比べるとまだ規模が小さい。選択と集中を通し、投資効果を最大化する」と述べた。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「人工衛星の製造技術は韓国が世界一!今後、どのように変わっていくか楽しみだ」
「金正恩(キム・ジョンウン)がびっくりして飛び起きたんじゃない?」
「福祉に使われるべきお金が、どんどん宇宙に捨てられている」
「韓国の未来は宇宙にかかっている。未来への投資がこんなに少ない金額でいいの?」
「韓国はすべてにおいて日本より一歩遅れている」
「日本に比べたらスズメの涙ほどの金額だ」


前年比で約18%増の予算を割り当てたのですから、韓国政府が本気を出したと言うべきなのでしょうか?
しかし、日本のH2Aロケットが1回の打ち上げで約100億円かかるのを考慮すれば、韓国の宇宙事業予算がいかに少ないかが分かります
予算の少ない割には計画は山盛りで、本当に実現できるのかと訝ってしまうほどです
韓国は月面探査機打ち上げという目標に向けて動き出しており、大型ロケットエンジンの噴射試験施設の建設もあって、年内には推力70トンのロケットエンジンのテストを実施するとの青写真も公表されています
1回目のテストで目標をクリア(推力や運転持続時間)をできればよいのですが、不具合が生じればその改修に手間と費用がかかります。大型のロケットエンジンの試験がそう簡単に成功するとは思えませんので、エンジンを2基、3基と試作するには予算が少なすぎと思うのですが…
人工衛星の開発に関しても、コメント欄にあるように「韓国が世界一!」というわけではなく、これまで韓国が打ち上げた通信衛星など実用衛星はすべて外国のメーカーが組み上げたものです
今年度の約100億円ほどの予算で、どのような人工衛星を開発しようというのでしょうか?
ちなみに気象衛星ひまわり8号の場合、打ち上げ費用から本体価格、運営費を含めて約400億円かかっています
これを考えると韓国は月面探査機を打ち上げるなどという大目標を掲げるよりも、小型で使用目的を特化した実用衛星の開発と打ち上げに絞り込んだ方が良さそうに思うのですが
身の丈(政府予算)に見合わない野望は実現も難しく、かえって目標に振り回されてしまい得るものがないと懸念されます

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