1995年「ナンペイ事件」で容疑者特定か?

1995年7月、八王子市のスーパーナンペイで従業員の女性とアルバイトの女子高生2人の計3人が強盗に射殺された事件で、現場に残された粘着テープから検出された指紋が10年前に病死した男性のものとほぼ一致した、と各メディアが報じています


東京都八王子市大和田町4の「スーパーナンペイ大和田店」事務所で1995年7月、女性3人が射殺された事件で、被害者の女子高校生2人が縛られた粘着テープから指紋の一部が採取され、約10年前に60代で病死した日本人の男の指紋とほぼ一致していたことが警視庁への取材で分かった。
同庁八王子署捜査本部は、この男が実行犯の可能性もあるとみて、銃の入手が可能だったかなどを調べている。拳銃を使った残忍な手口で世間を震撼(しんかん)させた凶悪事件は、発生から約20年を経て大きく動き出す可能性が出てきた。
同庁幹部によると、被害者の都立館高2年、前田寛美さん(当時16歳)と桜美林高2年、矢吹恵さん(同17歳)は粘着テープで口をふさがれ、2人一緒に手を縛られていた。
警視庁は最近になって、このテープに残っていた指紋について特殊な液体や剥離剤を使ってはがし、採取することに成功した。この指紋を1000万人以上とされる指紋データベースと照合した結果、事件当時、東京都の多摩地域に住み、約10年前に死亡した男の指紋とほぼ一致していたことが分かった。
指紋は被害者やこれまで捜査に当たったすべての捜査員のものとも一致しておらず、犯人が女子高生2人を縛った際に付着した可能性があるという。指紋は鑑定する12点が全て一致すると同一人物と判断される。粘着テープから検出されたのはうち8点で、8点について男の指紋と一致したという。
(毎日新聞の記事から引用)


警察の指紋のデータベースに登録されていたのなら、10年前に病死した男性には逮捕歴があったのでしょう
事件当時、この男性が多摩地区に住んでいたのなら事件に関与していた可能性が大きいものと思われます
事件発生当初は売上金が金庫に貯まる日曜の夜の犯行であるため、内部事情に詳しいもの(スーパーナンペイの関係者か、元関係者)との見方もあったのですが、
週末の夜に売上金が店の金庫に保管され翌日の月曜に金融機関へ入金されるのは珍しいケースではなく、小売業なら一般的です
それに内部事情に詳しい人間なら、アルバイトの女子高生がダイヤル式金庫の番号を知らないことくらい承知していたはずです
犯人は3人を縛り上げて銃で脅したものの、3人は金庫の番号を知らなかったため金庫から売上金を盗み出せず、3人を殺害して逃走しており、実に杜撰な犯行です
内部事情に詳しい人間ならこんな杜撰は犯行はしません
ともあれ、未解決事件がようやく解明される兆しが見えたのは何よりです
10年前に病死した男性の素性は分かりませんが、長年の警察の捜査にも関わらず、この男性が容疑者としてマークされるに至らなかった背景を知りたいものです

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