憲法記念日に思う 護憲派の言い分

さて5月3日は憲法記念日でした。が、今年は憲法を取り上げるテレビ番組が著しく減少し、民放の報道番組などでは憲法を争点とした特集など皆無、という有り様だったと伝えられています

テレビで憲法がタブーになった! 憲法記念日に民放はスルー、NHKは政治家に丸投げ

朝から晩まで、各テレビ局の番組をチェックした根性は大したものです
しかし、「安倍首相のゴルフ休暇を呑気に報じる一方、憲法問題には触れないニュース番組。すっかり安倍政権に去勢されてしまったテレビは、一体どこに向かうつもりなのだろう」と書いたところで、何かが変わったりはしません
テレビ局が萎縮しているの側面も皆無ではないにしても、大型連休中に憲法を取り上げた特別番組をやったところで視聴率は稼げない、との思いがあるのでしょう
さて、いわゆる護憲派の大会ですが、産経新聞が記事を書いていますのでそちらを紹介します


「すべて安倍のせい」と護憲派が横浜でスパーク  大江健三郎氏「米演説は露骨なウソ」 香山リカ氏「憲法使い切ってない…」
作家の雨宮処凛さんは「この暑い中、熱中症で誰か倒れたら全部安倍のせい」と最初から“戦闘モード”。貧困問題と戦争の親和性を主張し、「戦場に行くのは貧しい人たち。(集団的自衛権行使で)命を使い捨てられるような人が国内からも生み出されるのではないか。経済や何かのために人の命が犠牲になる社会を止めたい」と訴えた。
次いでスピーチした大江氏は、安倍首相が4月29日に米上下両院合同会議で行った演説に対し「あまりにも露骨な嘘。だが(日米両国で)はっきりとした拒否の言葉が述べられることはなく、それをどうひっくり返すかが大きな問題だ」と断じ、会場からは大きな拍手が起こった。安倍首相が夏までの安全保障関連法案の成立に決意を示したことにも「安倍は日本の国会で(そのことについて)はっきり述べて、われわれ日本人の賛同を得たことはない」と強調した。
(中略)
精神科医の香山リカさんも「私たちはこの憲法を変えるどころか、まだ使い切ってもいない。今の憲法さえ使いこなせていない政権に憲法を変える資格はない」と持論を展開した。
(後略)


なかなか厳しい発言が並んでいます。戦後の教育は「日本国憲法は素晴らしい。戦争放棄を宣言した世界でも例を見ない平和憲法だ」と教えてきました
そのため憲法改正に反対する人が少なくない、と推測されます
ただし、だからといって憲法の抱える問題に蓋をし、議論すら許さないとする護憲派の主張には賛同できません(憲法を議論する行為=改正、に結びつくのだから議論すらタブーだとする護憲派の雰囲気)
また、現時点で自民党が提示した憲法改正案も問題が多く、とても新しい憲法をして賛成できる内容ではありません。だからこそ、憲法を巡っての議論が必要だと思うのですが
「アメリカから押し付けられた憲法だから改正すべきだ」と主張する改憲派と、「日本の憲法は素晴らしい。一文たりとも変えてはならない」と主張する護憲派とでは、最初から噛み合いませんし、議論が成立しないのは明らかです
憲法改正の道筋を切り拓き、国民をまじえて十分な議論をするのは並大抵ではないと言えます
上記の産経新聞の引用記事では省略しましたが、作家の沢地久枝は「戦後70年間、日本は戦死者を1人も出していない。こんな国はないんです」と平和憲法のありがたみを強調しています
しかし、この先もそうであるとの保証などないのであり、憲法を守れば日本はこれからも戦争に巻き込まれず平和でいられる、との考えはあまりに稚拙でしょう
憲法を信じ、守ってきて70年は平和でいられたものの、やはり国際情勢の変化や社会情勢の変化に汲みつつ、憲法の改正を議論していく必要があると自分は思います

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