国際宇宙ステーションへ 「こうのとり」5号来月打ち上げ

国際宇宙ステーションへ物資を補給する無人輸送機の打ち上げが相次いで失敗しており、8月に打ち上げ予定の「こうのとり」5号機に期待が集まっています
6月28日にアメリカの民間企業スペースX社のドラゴン補給船運用7号機を搭載したファルコン9ロケットが打ち上げられたものの、第1段ロケットの燃焼中に爆発し、失敗に終わりました
アメリカのNASAは国際宇宙ステーションへの物資補給を民間企業に委託しているのですが、昨年10月28日には、オービタル・サイエンシズ社のシグナス補給船を搭載したアンタレスロケットが発射から6秒後に爆発し、失敗しています
現在運用されているのは、この他にロシアのプログレス無人補給機と日本の「こうのとり」です
プログレスM-27Mは4月に打ち上げられたものの、所定の軌道への投入に失敗し、国際宇宙ステーションとのドッキングができないまま落下、燃え尽きています
経験豊富なアメリカ、ロシアとも失敗するのは偶然なのか、個別の要因によるものなのかは定かではありませんが、これが宇宙ビジネスの難しさだと言えます


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は来月16日に鹿児島県・種子島宇宙ステーションから打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)物資を目指す日本製の無人補給機「こうのとり」5号機を公開した。米ロによる補給船の打ち上げが相次いで失敗するなか、こうのとりへの期待が国際的に高まっている。
直径4.4メートル、全長約10メートルの円筒形をした「こうのとり」は、ISSに長期滞在する宇宙飛行士の飲料水や食料などの日用品をはじめ、実験器具など約6トンの補給物資を搭載し、H2Aロケットで打ち上げられる。
打ち上げは8月16日午後10時1分を予定し、22日ごろISSに接近し、ロボットアームで捕獲されてドッキングする予定だ。
(以下、略)


同じ無人の輸送船でもシグナスやドラゴンは搭載貨物の量が2トン少々であり、これに比べて「こうのとり」は6トンの荷物を運べる利点があります
さて、ロシアのプログレス無人補給機は7月3日に打ち上げ予定です。ロシアとしては何としても成功させたいところでしょう
ロシアは5月にメキシコの通信衛星を搭載した大型ロケット、プロトンMの打ち上げに失敗しており、信頼性を大きく損なってしまいました

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