中国 世界最大の炒飯作るも豚の餌 ギネスが認定拒否

中国の江蘇省で開催されたイベントで、「世界最大の炒飯に挑戦」する試みがあり、4トンを超える量を調理して世界記録を上回ったそうです
しかし、できあがった炒飯の一部がゴミ収集車に載せられ、養豚場へ餌として運ばれていたと発覚、ギネスが記録認定を拒否したと報じられています
CNNの配信記事から一部を引用します


中国・江蘇省の楊州で開かれた世界最大量のチャーハン作りに挑むイベントで、出来上がった4トンあまりのチャーハンの一部が豚の餌になっていたことが発覚し、批判の的になっている。
中国国営通信によると、楊州名物のチャーハン料理イベントは22日に開かれ、地元住民や外国人観光客など300人が料理人になって、4192キロ分のチャーハンを作り上げた。
ギネス・ワールド・レコーズによると、これまでのチャーハン世界記録は昨年トルコのイベントで達成した3150キロが最高だった。楊州の記録はこれを上回る。
しかし地元メディアの報道で、出来上がったチャーハンがゴミ回収車に乗せられていたことが判明。イベントを監督した楊州観光局は25日、監督不行き届きだったと認め、人間の食用に適さなかった150キロが養豚場に送られたと説明した。
残りは地元の食堂に配ったとしているが、それ以上の説明は避けている。
ギネスによると、記録として認定するためには全て食べられるチャーハンを作る必要がある。楊州のチャーハンは「150キロ以上が人に食べられないものだったことがはっきりした」として、記録を認定しなかった。
人民日報に掲載された論説では、政府がぜいたく出費の取り締まりに乗り出していることを理由に、こうした浪費イベントは終わらせる必要があると強調。「同イベントに公金が出費されていたのであれば税金の無駄遣いに当たる。民間企業がスポンサーだったとしても、大量の食料が無駄になった」と批判した。
(以下、略)


金に物を言わせたイベントで世界記録更新、という安直な発想です
世界一自慢をしたいのでしょうが、それにしても食材から設備、時間までも無駄にしており、世界新記録の意義が疑われます
日本でもこの種のイベントが開催されたり、テレビのバラエティ番組の企画に登場したりもするので、ちょっと考えさせられます
山形で毎年行われている芋煮会イベントでは、もちろん鍋の中の芋煮は参加者の腹に納まります。使用される重機の油圧系には食用油を使うといった気配りもされています。山形の食文化として定着している芋煮会ですから、こうしたイベントもありなのでしょう

大鍋で3万食振る舞う 山形恒例、日本一の芋煮会



ギネスは何の役にも立たない記録を認定し、それを面白がる諧謔精神があるわけですが、食べ物を粗末にする記録に批判が生じるのは当然と言えます
物量に物を言わせて記録を樹立するのではなく、ウィットとか知恵、ユーモアも必要なのでしょう
しかし、中国が今回の失敗を教訓にするとは思えません(反省したら中国人じゃないアル、とか言いそうな気がします)

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