多摩川中1殺害事件を考える14 親に損害賠償命じる判決

連日の猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか?
長い梅雨が明けたと思ったらこの猛暑です。体がついていきません
さて、2015年の冬の終わり、中学1年生の少年が多摩川で遺体となって発見される事件があり、当時17~18歳の少年3人を殺人容疑で逮捕されました
3人には長い裁判を経てそれぞれ実刑が言い渡され、少年刑務所に服役中です
被害者の親は犯人である3人の少年の保護者を相手取り、損害賠償を請求する民事訴訟を起こしており、その判決が横浜地方裁判所でありました


川崎市川崎区の多摩川河川敷で2015年2月、中学1年の上村遼太さん=当時(13)=が少年3人に殺害された事件で、実刑が確定して服役している3人とそれぞれの親計8人に対し、上村さんの母親(47)ら遺族が慰謝料などの損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、横浜地裁であった。高宮健二裁判長は、少年1人の両親を除く6人に計約5500万円の支払いを命じた。
被告は主犯のA(22)、上村さんを呼び出したB(21)、凶器のカッターナイフをAに手渡したC(22)の3人のほか、ACの両親と、Bのひとり親である母親の計8人。判決はCの両親を除く6人の賠償責任を認めた。
事件を巡っては、Aが殺人と傷害罪で、BCが傷害致死罪でそれぞれ起訴され、17年1月までにいずれも不定期刑が確定した。関係者によると、3人は同じ少年刑務所に服役している。
重大事件の遺族は、刑事裁判の延長で、担当裁判官が同じ公判記録に基づいて賠償額を決める「損害賠償命令制度」を利用できる。ただ、この制度では賠償の請求対象が起訴された少年3人に限られる。さらに、3人の公判はCが1審から起訴内容を否認したため分離されており、上村さんの遺族は、同じ裁判で一括して3人と親に対する民事上の責任を問おうと17年11月に別途、訴訟を起こした。
母親は今年3月に神奈川新聞の取材に応じ、「遼太に対してしたことを少年3人だけではなく、親にも忘れてほしくない」と提訴の理由を説明していた。
刑事裁判の判決によると、上村さんは3人に1時間余りにわたってカッターで首や顔を傷付けられた上、着衣を脱がされて真冬の多摩川を泳がされた。傷痕は43カ所に達し、出血性ショックで死亡した。
3人それぞれの関与については、Aは「主導者として最も重い責任がある」、Bは従属的ながら「事件のきっかけをつくり出した」、Cは「犯行をエスカレートさせた」と認定された。AとBは別の傷害や窃盗事件で保護観察中だった。
(神奈川新聞の記事から引用)


主犯格であるA の親は当初、息子は犯人ではないと大見得を切っていました。息子を信じたいという親心から出た発言という部分もありますが、事件を向き合うのを避け、自分たち家族は関係ないのだと現実逃避を図っているようにも感じられました
息子が主犯格として刑罰を受けた後も、親としての責任から逃げ続けてきたのでしょう
未成年の息子が不良交友を繰り返し、さまざまな事件を起こした事実があるのですから、親として責任が問われるのは避けられません
一度、2月の多摩川の水の冷たさを実体験してみてはどうか、と言いたくなります(自殺を教唆するのではなく、文字通りの意味です)
己の息子の非道がどれだけのものであったか、目を背けずに向き合う必要があり、それをしないままどこへ向かうつもりなのか?

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