千葉放火殺人 母子で犯行2人殺害

千葉県市川市での女性殺害と船橋市での放火殺人の容疑で、61歳の母親とその息子(31歳)が逮捕、起訴されています
遺産を目当てに親族を狙ったのでしょうか?
4月にそれぞれ事件があり、当初は無関係だと思われていたようですが、殺害された女性と放火殺人で亡くなった男性が元夫婦であったため、連続殺人の疑いが浮上しました
千葉日報の記事を2つ、引用します


市川市で4月、無職、姫野旬子さん=当時(64)=が自宅で殺害された事件で、千葉地検は10日、殺人の罪で親族の無職、一倉大悟容疑者(31)=東京都港区=と容疑者の母親で旬子さんの妹の無職、姫野富士子容疑者(61)=市川市=を起訴した。
起訴状などによると、一倉被告は4月13日から同23日ごろまでの間、旬子さんに対し、腎不全を起こす毒性がある不凍液を混ぜたウイスキーを飲ませ、さらに富士子被告と共謀し不凍液を外国製の薬だと偽って飲ませるなどした上、旬子さん宅の階段上から投げ落として殺害したとされる。
不凍液は本来、車のエンジン冷却水の凍結防止などに使われる。
一倉被告は、同月25日、旬子さんの元夫で会社役員の渡辺和彦さん=当時(65)=宅に混合油をまいて火を付け、渡辺さんを焼死させたとして、殺人と現住建造物等放火の罪でも起訴された。地検は、一倉被告と富士子被告を6月12日から12月6日まで鑑定留置し、刑事責任能力が問えると判断した。地検は、いずれの事件の認否も明らかにしていない。
(千葉日報の記事から引用)


船橋市で4月に会社役員男性宅に火を付け男性を殺害したとして、殺人と現住建造物等放火の疑いで元親族の一倉大悟容疑者(30)が逮捕された事件で、男性の元妻で伯母にあたる60代女性も殺害した疑いが強まったとして千葉県警が近く、殺人容疑で一倉容疑者を再逮捕する方針を固めたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。女性の妹にあたる容疑者の母親(60)も殺害に関与したとして、県警は同容疑で逮捕する方針。
一倉容疑者と母親は共謀し4月下旬、市川市内の女性宅で、女性を殺害した疑いが持たれている。女性は4月23日、自宅で死亡しているのが見つかっていた。
一倉容疑者は2日後の4月25日、船橋市本中山3の会社役員、渡辺和彦さん(65)宅に火を付け、渡辺さんを殺害した疑いで、6月4日に県警に逮捕された。
県警は市川署に船橋署と合同の捜査本部を設置しており、それぞれの事件の経緯や動機を調べている。
(千葉日報の記事から引用)


2人を殺害し、住宅に火をつける犯行です。一倉大悟容疑者は多額の借金を抱えていたそうで、船橋市の渡辺さん宅から絵画を2点盗み出し、これを売却していたと発覚し逮捕されています。絵画はなど美術品は誰がどこで売ったのか、足がつく商品であり、こっそり売却して金に換えるのは容易ではありません。二束三文で売り飛ばすならどこかの怪しい業者が買い取るのでしょう。しかし、正規の相場の価格で売買する真っ当な美術商なら、誰が売りに来たのか記録しておきますし、売り主が怪しいと思ったら買取りません。店の信用が傷つくからです
一倉大悟容疑者にはこれで2件の殺人と現住建造物放火、窃盗の容疑がかかり、さらに渡辺さん名義のクレジットカードを盗んで使用していた詐欺の容疑も加わります。死刑が求刑されてもおかしくない犯行です
自身の借金のため、次々と親族を手にかけるという悪循環。自己破産してけじめをつけ、人生をやり直すという選択肢は頭になかったのでしょう
共に逮捕された一倉容疑者の母親ですが、借金に追われてパニックになりかけた息子に巻き込まれ、片棒を担がされたかたちなのかもしれません。一倉容疑者が母親を殴ったり、預金通帳を持ち出したりしていたとの報道もあります。詳細は裁判で明らかになるのでしょう

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